KIT : 1/700 HASEGAWA HEAVY CRUISER KINUGASA WL348
衣笠
衣笠(きぬがさ/きぬかさ)は日本海軍の青葉型重巡洋艦2番艦。 1927年(昭和2年)9月に竣工した。1942年(昭和17年)11月、第三次ソロモン海戦で空襲を受け沈没した。
艦名について 由来には諸説ある。竣工直前の1927年(昭和2年)8月1日、田村重彦艤装員長が軍務局に「艦名は横須賀の衣笠山で良いのか」と問い合わせ、軍務局が「御考察ノ通リ」と返答した記録が現存する。一方、海軍士官の親睦・研究団体水交社(東京水交社)が1928年(昭和3年)に出版した『日本海軍艦船名考』には、すでに「徳島県(阿波国)の麻植郡・美馬郡にまたがる高越山(通称、阿波富士、衣笠山)に由来とする」との記載があり、海軍省の見解が統一されていたかは明確ではない。財団法人海軍有終会が1935年(昭和10年)に出版した『幕末以降帝国軍艦写真と史実』は神奈川県の衣笠山とする一方、徳島県の衣笠山も否定せずに付記している。艦船研究家の福井静夫は高越山の由来と断定し「横須賀にも衣笠の地名があることの奇縁が考慮されたのかもしれない」と記述している。
また艦内神社には神奈川県横須賀市の走水神社と京都市の平野神社があり、平野神社の近くには衣笠山がある。衣笠竣工後の1928年(昭和3年)1月12日、衣笠副長は平野神社、走水神社、衣笠神社(横須賀市)に奉納額用と絵葉書用の艦写真を送付しようとしている。
1924年(大正13年)1月23日に起工。1926年(大正15年)10月24日、伏見宮博恭王臨席のもと進水し、1927年(昭和2年)9月30日に竣工した。起工は同型の青葉より早かったが、進水時に約1か月、竣工は10日遅れ、青葉型2番艦となった。
衣笠の艦名は、ネームシップになる機会を2度逃したことになる。
1936年(昭和11年)8月、訓練終了後の青葉と衣笠、古鷹が縦列で航行中、青葉が6ノットに減速する旨の信号を衣笠が見落とし、9ノットで直進した衣笠が青葉に追衝突した。両艦に深刻な損傷はなかったが、衣笠は応急修理後も大きな艦首波を出すようになったという。
1938年(昭和13年)10月から改修工事に入り、タービンを重油・石炭混焼から重油専焼缶に交換してバルジを増設するなど、大規模な改装を行った。1940年 (昭和15年)10月、工事が完了した。
1941年第六戦隊(「青葉」、「加古」、「衣笠」、「古鷹」)は南洋部隊に編入され、グァム島攻略支援部隊としてグアム島攻略作戦に参加した。その後、ウェーク島攻略支援、ラバウル攻略支援、1942年ラエ・サラモア攻略、ブーゲンビル島攻略作戦、アドミラルティ諸島攻略作戦支援、珊瑚海海戦、第一次ソロモン海戦、サボ島沖海戦を経て、第三次ソロモン海戦にてニュージョージア諸島南方で空襲を受け、航行不能、転覆後、沈没した。511名が戦死したとされ、生存者は夕雲と巻雲に救助された。同年 12月15日、衣笠は軍艦籍から除籍された。
Wikiより GFDL上の著作権表示
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
SPECIFICATIONS :
TYPE : HEAVY CRUISER
COMMISSINED : 1927 FATE : 1942 SUNK BY AIR RAID
CLASS : AOBA CLASS
NAME : KINUGASA MOUNTAIN NAME
DISPLACEMENT : STANDARD 9,000t, TEST -t, FULL LOAD -t
LENGTH : 185.17m BEAM : 17.56m
ARMAMENT : FINAL
PRIMARY GUN | 3×20.3cm Twin Gun |
SECONDARY GUN | – |
AA GUN | 4×12cm AA Gun |
AA MG | 4×25mm Twin AA MG |
MG | 2×13mm MG |
ROCKET LAUNCHER | – |
TORPEDO | 2×61cm Quad Torpedo Tube |
DEPTH CHARGE | 6 |
OTHERS | – |
AIRCRAFT : 2×SEAPANE
ADDITIONAL:
–
LIST OF SHIPS:
青葉
PARTS LIST:
1/700 ハセガワ製 衣笠 WL348
1/700 レインボーモデル製 衣笠用 ディテールアップセット Rb7050
1/700 軍艦堂 二式爆雷 GK70011
1/700 軍艦堂 絡車ホース GK70012
張り線 FH100001
真鍮線 0.2mm, 0.3mm, 0.5mm
銅線 0.3mm
SPECIAL COLOR:
C32+C62をウェザリング、下地ブラック考慮のため、1:1で混色
C41 リノリウム塗装部分に使用 (リノリウム色は明るすぎる為)、防舷物(短艇)
TIMELINE:
2020年12月29日 製作開始
基本組みにエッチング使用。ロープ類は自社製を使用。
二式爆雷は自社製を使用。
張り線はニッケルチタン線とストレッチ線を使用。
艦載機は1942年以前なので、九四水偵を2機搭載。
2021年1月20日 完成
REF.#A-001-014
POSTSCRIPT:
多分記憶が飛んでる?(笑)少年期を除き、人生初衣笠です。
編集 鴣囃子裕二@軍艦堂 トップへ
1941