模型としての出来映えが良いため、駆逐艦の魚雷運搬軌条再現がありますが、こだわった模型的な、または、楽しみのため再現する場合であれば、それもとても良いです。ただ、無理から再現する必要はありません。
軌条が比較的大きな秋月型を除き、キットのモールドで十分です。いや、キットのモールドですら過剰かもしれませんね。
写真1
人との比較でも判るように、魚雷運搬用の軌条は足首にも及びません。むしろ、線路のレールにもサイズ的に遠く及ばないですよね。漠然とですが、実際のサイズは高さ数センチ軌条と軌条の間隔は70cm前後なので、1/700では高さ0.0714mm、間隔は1mm程度でしょうか。
写真2
これが、よく駆逐艦で、過剰(見た目は素敵)な軌条再現で使用される航空機運搬軌条です。概ね膝下まで来ます、また、レールも、魚雷用に比べて太くおおききなります。
つまり、駆逐艦の魚雷運搬軌条はエッチング航空機運搬軌条を利用しての再現はお好みで…
模型的には単調な甲板上に花を持たせるかの如く素晴らしく見えますので、再現してみてもいいかもしれませんね。