艦船名由来地図

帝国海軍地名一覧
由来の存在しない都道府県は鳥取県と岡山県のみ。
-ただし、太平洋戦争開戦後、鹵獲貨物船「ハウラキ」をごく短期間で戦没してしまったのですが、特設枠で「伯耆丸」と命名運用した船が鳥取県由来には存在します。(2020年5月追記)
四大工廠と畿内に集中しているのがよくわかります。
地名が複数重複する場合、調査の上、最も有力な説の地名としています。
間違い、異論、反論、洩れなど、是非お寄せください。その際、参考資料などをお知らせいただけますと幸いです。

「北海道に千歳が抜けている」というご指摘ありがとうございます。
千歳は北海道由来ではないと判断した理由は、幕末以降帝国軍艦写真と史実第56コマ(原本78頁)『千歳(ちとせ) 艦種二等巡洋艦 二檣(戰闘檣あり) 艦名考 千年・千載・千代、其の意皆同じ、永遠の義なり。』とあり、この防護巡洋艦の艦名を引き継いだ水上機母艦(航空母艦)千歳は、地名と判断しませんでした。

神威は「かもい」と読むため別地域「歌志内神威」「神威岳」では?とのご指摘の件ですが、こちらは幕末以降帝国海軍軍艦写真と史実コマ118(原本190頁)『神威(かもゐ)艦種 水上機母艦 艦名考 岬名なり、後志國神威岬に採る、神威岬は方俗古來御神(オカムイ)と云ふ。』『旧日本海軍の水上機母艦。艦名は「神威岬にちなむ。ただし、読みは「かもい」。』との記述があるため神威岳等ではなく神威岬と判断させていただいております。(2017年6月追記)

5 Comments

  1. 神威の読みは「かもい」ですから、歌志内神威の方だと思いますよ(多分、神威岳からかな?)
    あと、水上機母艦「千歳」が抜けてます

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