軽巡洋艦

IJN Nagara Class CL Abukuma

KIT : 1/700 TAMIYA IJN LIGHT CRUISER ABUKUMA WATERLINE 349


阿武隈(あぶくま)は、日本海軍の軽巡洋艦。長良型の6番艦である。その艦名は福島県、宮城県を流れる阿武隈川より名づけられた。
阿武隈は、大正時代に多数建造された5500トン型軽巡洋艦の長良型の一隻である。艦名には候補として水無瀬(みなせ)があった。 1921年12月、浦賀船渠にて起工。1925年(大正14年)5月に就役した。他の姉妹艦に比べ、起工から就役までの期間が長いのには関東大震災が関係している。また、姉妹艦に比べ相違点が多いのも特徴である。阿武隈は1930年に衝突事故を起こし、艦首を損傷した。当然、修理されることになるがその際、スプーン・バウ型は凌波性に難があるという報告があったため、艦首の形状をダブル・カーベチュア型(ダブル・カーブ型)に変更する改修が行われた。この形状は長良型では阿武隈のみであり、姉妹艦との外見上の相違点となる。1938年には、太平洋戦争開戦前に長良型の中で唯一、魚雷兵装の強化の改修受け、酸素魚雷の運用が可能となった艦となる。内容は魚雷発射管は後部の連装発射管2基を四連装発射管2基に交換。前部の連装発射管は撤去されウェルデッキは兵員室に充てられた。
1933年ごろ、甲板左右の8cm単装高角砲2基を13mm連装機銃2基に換装。1936年5月には、13mm連装機銃2基を25mm連装機銃2基に換装された。
開戦後 1941年11月、真珠湾攻撃作戦における第1水雷戦隊の旗艦として作戦に参加。
ビスマルク諸島攻略作戦支援、ジャワ攻略作戦、インド洋作戦に参加した。
1942年5月、佐世保工廠にて艦橋前部の保式13mm四連装機銃1基を、九三式13mm連装機銃1基に換装。
1943年、アッツ島沖海戦に参加。キスカ島撤退作戦に参加
1943年4月、魚雷発射管直上付近のシェルター甲板左右に25mm三連装機銃2基を追加装備。重量補償として5番主砲を撤去。7番主砲を撤去し跡に八九式12.7cm連装高角砲を搭載する対空強化改装を受ける。
1944年3月、カタパルトほか航空兵装の撤去。カタパルト跡地と後部甲板に25mm三連装機銃を追加装備。同年7月、後楼に22号電探を装備。25mm単装機銃および13mm単装機銃多数を増備。同年10月、内火艇2艇とカッター2艇をおろし25mm単装機銃10基を増備。13号電探の装備はされなかったと推測される。
1944年10月、B-24爆撃機30機の空襲を受け、魚雷に誘爆、艦体に亀裂が生じ、総員退去命令が下され、艦首を立てた状態でネグロス島沖に沈んでいった。阿武隈の戦死者は217名で生存者は281名だった。阿武隈の生存者はなんとかアメリカ軍機の攻撃を回避した潮に救助され、全員マニラへ送り届けられた。

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SPECIFICATIONS :
TYPE : LIGHT CRUISER
COMMISSIONED : 1925 FATE : 1944 SUNK AT NEGROS BY AIR RAID
CLASS : NAGARA CLASS
NAME : ABUKUMA RIVER NAME
DISPLACEMENT : STANDARD 5,170t, TEST -t, FULL LOAD 5,570t
LENGTH : 162.15m BEAM : 14.17m
ARMAMENT :

PRIMARY GUN5×Type3 14cm Gun (Initial 7)
SECONDARY GUN
AA GUN2×Type3 8cm AA Gun (Initial)
1×Type89 12.7cm AA Gun (Final)
AA MG4×25mm Triple Mount AA MG (Final)
2×25mm Twin Mount AA MG (Final)
14×25mm AA MG (Final)
1×13mm Twin Mount AA MG (Final)
8×13mm AA MG (Final)
MG2×Type3 6.5mm MG (Initial)
ROCKET LAUNCHER
TORPEDO4×Type8 61cm Twin Mount Torpedo Tube (Initial)
2×Type92 61cm Quad Mount Torpedo Tube (Final)
DEPTH CHARGE48×Naval Mine (Initial)
OTHERS

AIRCRAFT : 1×E7K Alf

補足情報:
開戦時1941年の艦橋は白塗りではない。(開戦時の白トビ写真が白塗装の由来)
長良型最後の起工、進水、竣工艦

同型艦:
長良 | 五十鈴 | 名取 | 由良 | 鬼怒

使用部品:
1/700 タミヤ製 軽巡洋艦 阿武隈 開戦時仕様 WL349 ベースに1944仕様へ改造
1/700 フライホーク製 アンカーチェーン FH700116
フライホークモデル製 日本海軍手摺 FH700019
海魂製 ラッタルセット(タラップ係船桁) H022
海魂製 サーチライト H083
フライホーク製 リギング FH100001
フライホーク製 弾薬筐 FH700011
海魂製 窓枠セット H036
海魂製 艦尾艦名板セット H111

特色:
船体 C32 軍艦色(2) 50% + C62 つや消しホワイト 50% スケールとウォッシング考慮
リノリウム押え MC219 ブラス
リノリウム C42 レッドブラウン 濡れ汚れを考慮
ワイヤー、アンカー、チェーン XF-56 メタリックグレイ

製作年月:
2020年5月~6月 製作

編集 鴣囃子裕二@軍艦堂 トップへ

1944年10月 対空強化後 最終武装状態
反映考証:(タミヤキット1941仕様からの相違)
艦橋前部13mm機銃の連装への換装後更に単装2基へ
シェルター甲板左右に25mm三連装機銃2基追加
5番砲塔(カタパルト下)撤去
7番砲塔の12.7mm連装高角砲への換装
カタパルト撤去
跡に25mm三連装機銃追加、後部甲板に三連装機銃追加
後楼に22号電探追加 (13号は非搭載)
25mm単装機銃の追加と内火艇2艇とカッター2艇撤去、跡地に単装機銃10基設置
資料で数が異なる場合がありますが、阿部安雄氏解説資料に基づきました。
他、測距儀台上の単装機銃への換装、艦橋武装、方位探信儀台上の13mm連装機銃への換装など行いました。
他軽微な改修

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