重巡洋艦

IJN Mogami Class CA Mikuma

KIT : TAMIYA HEAVY CRUISER MIKUMA WL342



三隈(みくま)は、最上型重巡洋艦(二等巡洋艦最上型)の2番艦。艦名は大分県の日田盆地を流れる三隈川(筑後川の一部)に由来する。1935年(昭和10年)8月に竣工した。太平洋戦争でマレー作戦、蘭印作戦に参加し、1942年(昭和17年)3月1日のバタビヤ沖海戦で米豪の巡洋艦2隻の撃沈に貢献した。同年6月7日、ミッドウェー海戦で米艦載機の攻撃を受け沈没し、太平洋戦争で最初に失われた日本海軍の重巡洋艦となった。
三隈は1931年(昭和6年)12月24日、三菱造船長崎造船所(現・三菱重工長崎造船所)で計画排水量8,636トン、水線全長190.5m、15.5cm3連装砲塔5基を備えた二等巡洋艦として起工した。
建造に当たっては、鋼材の接合に当時の日本海軍では少数だった電気溶接が多用された。
1932年(昭和7年)8月1日、最上型1番艦が最上、2番艦が三隈と命名された。
1934年(昭和9年)5月31日に進水した。翌年5月末の完成を目指して艤装工事が行われていたが、藤本喜久雄少将 が設計した千鳥型水雷艇友鶴が転覆する友鶴事件が発生し、藤本の設計による最上型二等巡洋艦の工事も急遽中断された。最上を調査したところ船体推進軸付近や内部構造に破損が見つかり、三隈も補強工事を行う。
1935年(昭和10年)8月29日に竣工。
この時点で基準排水量は1万トンを超えていたが、対外的には8,600トン公表のままだった。艦内神社は大原八幡宮。
1939年(昭和14年)主砲換装工事にとりかかる。5基の15.5cm三連装砲塔を、他の日本軍重巡洋艦と共通する20.3cm連装砲塔5基に換装した。
1941年(昭和16年)12月8日の太平洋戦争の開戦を、司令官栗田健男少将、第一小隊に熊野、鈴谷、第二小隊に三隈、最上の編制で迎えた。
太平洋戦争緒戦 太平洋戦争の開戦時、第七戦隊は南遣艦隊(小沢治三郎中将)の一員として南方作戦に投入された。マレー作戦や蘭印作戦に従事し、船団護衛や上陸支援を行った。
1942年(昭和17年)3月1日のバタビア沖海戦で、三隈と最上共同で米ヒューストンと豪軽巡パースを撃沈した。
ベンガル湾で通商破壊作戦に参加し、最上、駆逐艦天霧と共に南方隊を編制し、共同で商船5隻を撃沈した。
1942年(昭和17年)6月6日ミッドウェー島の攻略を断念し反転退避行動中、最上と衝突し、7日追撃のエンタープライズ攻撃隊が三隈を集中攻撃し、さらにホーネットの第二波攻撃隊が最上と三隈を攻撃した。三隈は3番砲塔、右舷機械室、左舷後部機械室に直撃弾を受け、破片で艦橋の崎山艦長が重傷を負った。機銃砲座の弾薬が炸裂して火災が発生し、さらに魚雷が誘爆して大爆発を起こした。煙突にも直撃弾があって白煙が噴出し、三隈は洋上で完全に停止した。救援に向かった朝潮が『三隈大爆発見込なし』と報告した。
艦の指揮権を継承した高島秀夫副長は総員退去を命じ、脱出用の筏を作らせたが、高島副長は爆弾の直撃で戦死した。空襲下で朝潮と荒潮が救援に駆け付け、接舷した荒潮は乗員240人を収容したが、後部砲塔に直撃弾を受けて多数の死者を出し、作業の途中で撤収を余儀なくされた。朝潮と荒潮はカッターボートなどで漂流する乗員の救助を続けたが、被弾した朝潮は戦死者22名・重傷者35名を出した。
戦闘の続行が不可能になり艦が放棄されてなお、三隈は洋上に大破した艦姿をとどめていた。戦果の確認のためエンタープライズのドーントレス2機が飛来し、三隈の最期の姿を至近距離で撮影した。
米軍はこの時の撮影で、最上型が主砲を換装して重巡化したことを確認したとされる
米軍のある艦攻電信員兼機銃手は、三隈を『屑鉄とガラクタでいっぱいの巨大なバスタブ』と表現した。
空襲の危険が去った日没後、朝潮が残る乗員の救援と三隈の処分に向かった。しかし艦影を発見できず、『三隈所在海面に至りしも艦影を認めず。付近捜索すれども空し』と報告した。米軍も、三隈の沈没の瞬間を視認していない。三隈機関科員の石川健一は「日没直前に沈下をはやめたのち左舷に転覆し、沈没した」と証言している。
米潜水艦トラウトが漂流する救命筏から2名の三隈乗組員を救助した。当初19名が筏に乗っていたが、最終的に2名になったという。
艦名は海上自衛隊の護衛艦「みくま」に継承された。

Wikiより GFDL上の著作権表示
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SPECIFICATIONS :
TYPE : LIGHT CRUISER > HEAVY CRUISER
COMMISSINED : 1935 FATE : 1942 SUNK BY AIR RAID
CLASS : MOGAMI CLASS
NAME : MIKUMA (RIVER NAME)
DISPLACEMENT : STANDARD 11,200t, TEST -t, FULL LOAD -t
LENGTH : 200.6m BEAM : 20.6m
ARMAMENT :

PRIMARY GUN5×20.3cm Twin Gun
SECONDARY GUN
AA GUN4×12.7cm Twin AA Gun
AA MG4×25mm Twin MG, 2×13mm Twin MG
MG
ROCKET LAUNCHER
TORPEDO4×61cm Triple Tubes
DEPTH CHRGE
OTHERS

AIRCRAFT :
3×SEA PLANE, 2×CATAPULT
1×E7K2, 2×E4N2 (LAUNCHED) > 1×E13A1, 2×E8N1 (1941-MIDWAY)

ADDITIONAL :

LIST OF SHIPS :
最上型:最上 | 鈴谷 | 熊野

PARTS LIST :
1/700 タミヤ製 重巡洋艦 三隈 WL342
1/700 Fivestar製 重巡洋艦 三隈用 エッチングセット FS710167
海魂製 サーチライト H083
フライホーク製 リギング FH100001
軍艦堂製 日本海軍 日本海軍25mm機銃側弾薬包筐二型 GK70025
軍艦堂製 日本海軍 日本海軍25mm機銃側弾薬包 GK70026
軍艦堂製 日本海軍 重巡洋艦ボラード GK70034
軍艦堂製 日本海軍 軽巡洋艦ボラード GK70035 錨甲板のセンターボラードとして使用
軍艦堂製 日本海軍 重巡洋艦チェーンパイプ GK70036
軍艦堂製 日本海軍 重巡洋艦ケーブルホルダー GK70037
軍艦堂製 日本海軍 ウインチ I GK70038
軍艦堂製 日本海軍 キューポラ I GK70039
軍艦堂製 日本海軍 九一式高射装置 GK70040
軍艦堂製 日本海軍 4.5m高角測距儀 I (最上型用) GK70041
軍艦堂製 日本海軍 最上型艦橋頂部 GK70042
軍艦堂製 日本海軍 九四式方位盤照準装置 後期型 GK70045
軍艦堂製 日本海軍 一三式一号見張り方位盤 GK70046
軍艦堂製 日本海軍 1.5m 測距儀 GK70047
軍艦堂製 荒天排気筒(小) GK70048
軍艦堂製 荒天排気筒(大) GK70049
軍艦堂製 荒天排気筒(中) GK70057
軍艦堂製 火薬積込ハッチ GK70050
軍艦堂製 ハッチI GK70051
軍艦堂製 ハッチII GK70052
軍艦堂製 ハッチIII GK70053
軍艦堂製 ハッチIV GK70054
軍艦堂製 ハッチV GK70055
軍艦堂製 キャプスタン GK70056
フライホーク製 13mm機銃 FH700068
軍艦堂製 木材 GK70013
軍艦堂製 絡車ホース I GK70012
軍艦堂製 絡車ホース II GK70027
軍艦堂製 絡車ホース III GK70028
軍艦堂製 舷灯I GK70015
軍艦堂製 信号灯 I GK70030
軍艦堂製 パラベーンフェアリーダー GK70010
軍艦堂製 ブレーキハンドル GK70014
海魂製 艦尾艦名板セット H111
他金属素材、プラスチックインジェクションパーツ等使用

PAINT LIST :
リノリウム押え部分:MC219 BRASS
船体:C32 DARK GRAY (2) 50% + C62 FLAT WHITE 50%
リノリウム:C42 RED BROWN
帆布:XF-2 FLAT WHITE 80% + XF-57 BUFF 20%
アンカーチェーン:XF-56 METALLIC GREY
他は説明所通り

TIME LINE :
2021年2月10日 起工
2022年1月27日 竣工
REF.#A-002-006

POSTSCRIPT :

1941

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