重戦車

RKKA IS-2 (ИС-2) Model 1944 ChKZ

KIT : 1/48 TAMIYA RUSSIAN HEAVY TANK JS-2 MODEL 1944 CHKZ MM No.71

JS-2 (IS-2)
RKKAはРабоче-крестьянская Красная армия (労働者・農民赤軍)PKKAのローマ字表記RKKA
IS-2(ロシア語:ИС-2, ウクライナ語:ЙС-2, 英語・ドイツ語・ポーランド語:JS-2)は、ソビエト連邦で開発され、1943年12月から生産が開始された第二次世界大戦後期に赤軍が使用した重戦車である。「ИС/IS/JS」とは第二次世界大戦時のソ連の最高指導者だったヨシフ・スターリン(Иосиф Сталин/Iossif Stalin/Joseph Stalin)のイニシャルであり、そのためスターリン重戦車などと書かれることもある。
ISとJSの違いは、ISはロシア語(キリル文字)のИСをラテン文字に変換したものであるのに対し、JSはヨシフ・スターリンのイニシャルの英語やドイツ語での表記である。近年は日本語文献においてもIS-2との表記が多いが、ソ連崩壊以前は英語やドイツ語の資料が主であった事や、KV(英語:KV, ドイツ語:KW, ロシア語:КВと表記される。)戦車などの表記との兼ね合いから英語の表記に従ってJS-2と書かれることも多い。
赤軍はT-34中戦車やKV-1重戦車を大量生産しドイツ軍に対抗したが、ドイツ軍がティーガーIやパンターなどを投入するようになると、それらの戦車を凌ぐ重戦車が求められるようになった。そこで、85mm砲を搭載するIS-1(旧名称:IS-85)が開発されたが、T-34の新型砲塔にも85mm砲が搭載された上、鹵獲したティーガーIを調査したところ、85mm砲ではティーガーIの8.8cm砲の危険領域まで接近しないと撃破できないことが判明し、新たに122mm カノン砲を改造し搭載するように設計されたのがIS-2(旧名称:IS-122)である。
コンパクトにまとめた車体に122mm砲を搭載したため、車内はかなり窮屈な上、元来野砲である122mm砲は、閉鎖機を試作時の隔螺式から半自動の鎖栓式に変更したものの、使用される弾薬は、薬莢と弾頭を2つに分けた分離式で、弾頭だけでも約25kgもの重量があり、装填の際には、薬莢と弾頭を1つに纏めた後に発射されるため、装填に時間が掛かり、狭い車内での装填作業は極度の疲労を乗員に与えた。また、車内容積に余裕がないため、搭載弾薬は28発に止まった
当初、主砲防盾は85mm砲用のままで幅が狭かったが、耐久性や照準器の位置など使い易さに問題があったため、まもなく幅広の新型に変更された。また、砲塔上のペリスコープも、イギリス製のコピーであるMk.4に変更された。初期型のIS-2については、KB(KV)戦車以来の開閉できる操縦士用直視型バイザーブロック(覗き窓)に攻撃を受け撃破される事例が多かったため、後期型(古い資料では研究者によって「IS-2m」、または「IS-2 1944年型」とも呼ばれる)では車体前面の傾斜角を変更した「直線化装甲」型にし、固定されたバイザーにすることで防御力を増した(同じく攻撃を受け撃破される事例が多かった傾斜角度の少ない鋳造製の車体前面下部装甲については、鋳造よりも強度の高い圧延で新規生産する車両も見られたが、従来の鋳造のままの車両も多かった。また、いずれにしてもデザインの根本的な変更は行われず、この部分には補助装甲を兼ねた予備履帯を常設装備とする事で対応された)。それでも錬度が高いドイツ戦車兵の中には砲塔防盾の下側を狙い砲撃し、砲塔リングや車体上面に跳弾させ撃破する者もいたという。また、砲弾の集中の衝撃で防弾ガラスにヒビが入って前方が見えなくなることがあり、代わりに操縦士用の2基のペリスコープを使おうにも、左右の監視用であり間隔が広いため使いにくかったという(これは、IS-3では改良されている)。また、操縦性はIS-1同様、ティーガーより劣るとソ連側、および鹵穫したドイツ側双方からの報告が記録されている。 また、後期型では車体正面で120mm、防盾で160mmに達すると考えられていた装甲厚は、実際は砲塔及び車体正面で100mm、防盾で120mm弱で、いずれもパンターをやや上回る程度であった。
IS-2は数々の欠点を抱えていたが、122mm砲弾の威力は凄まじく、榴弾での陣地に対する攻撃力はもちろん、弾頭重量25kgの徹甲弾は、ドイツ軍のティーガーIやパンターなどを十分に撃破しうる性能を秘めていた。例えば鹵獲したパンターに対する射撃実験では、クルスク戦において45mm対戦車砲から85mm高射砲の攻撃に対し、一発の貫通も許さなかった車体前面80mm傾斜装甲を距離600-700mで貫通、1500mでは貫通こそしなかったものの叩き割ることができた。そのため大量に生産され、対独戦末期の重要な局面に投入され活躍した。もっとも、本車は独立親衛重戦車連隊に編成されて拠点突破に用いられることが多く、対戦車戦闘よりも対歩兵戦闘に活躍している。事実、本車の損害の6割は、歩兵の携帯兵器であるパンツァーファウストによるものである。 1956年、中国で行われたナショナルデーの軍事パレード 合計約3500輌が生産された本車は、戦後は共産圏の各国へ供与され、エンジンの換装や、側面の装甲を雑具箱を兼ねた二重構造にしたIS-2Mに改修され、大戦中から引き続きチェコとポーランド、戦後に中国・キューバ・北朝鮮に送られた。第一次インドシナ戦争時、フランス軍は中国からベトナムにIS-2が提供されたのではないかと警戒し、ドイツから鹵獲して運用していたパンターを1両派遣したが、実際にはIS-2の配備は無かった。また、IS-3が贈られた中東にもIS-2は送られていない。 IS-2の欠点を改良し、全く異なる車体を持つ発展型としてIS-3、直接の拡大発展型であるIS-4が開発された。

Wikiより GFDL上の著作権表示
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SPECIFICATIONS :
TYPE : TANK
CLASS : HEAVY CLASS
NAME : JS-2 (IS-2)
COMMISSIONED : 1943
LENGTH : 9.9m, WIDTH : 3.09m, HEIGHT : 2.73m, WEIGHT : 46t
ARMAMENT :

PRIMARY GUN1×122mm M1931/37 Canon (A-19)
SECONDARY GUN2×12.7mm DShK38 MG
AA GUN
AA MG
MG2×7.62mm DP MG
ROCKET LAUNCHER
OTHERS

CREW : 4
ENGINE : V-2-IS Liquid-Cooled V-12 Diesel Engine 520hp
MAX SPEED : 37km/h (road), -km/h (off-road)
OPERATIONAL RANGE : -km (road), -km (cross-country)

ADDITIONAL:

DESIGNATIONS

PARTS LIST:
1/48 タミヤ製 ソヴィエト重戦車 JS-2 1944年型 ChKZ MM No.71
0.3mm 真鍮線

PAINT LIST:
C136 ロシアングリーン(2) TS-28の代用
クレオス Mr.ウェザリングペースト
クレオス Mr.ウェザリングカラー
パステル紛

SIZE OF MODEL:
全長: 約20.6cm, 全幅: 約7cm, 全高: 約6.8cm (フィギュア含むアンテナ除く)

TIME LINE:
2020年8月 製作
REF.#A-002-010

POST SCRIPT:

編集 鴣囃子裕二@軍艦堂 トップへ

第7独立親衛重戦車旅団 1945年4月 ベルリン

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