戦闘爆撃機

Luftwaffe Focke-Wulf Fw190 F-8 Würger

KIT : 1/48 TAMIYA FOCKE-WULF FW190 61039

Fw 190 ヴュルガー(Focke-Wulf Fw 190 Würger )は、ドイツのフォッケ・ヴルフ社が開発し、第二次世界大戦時にドイツ空軍などで運用された戦闘機。
愛称の「ヴュルガー(Würger)」は百舌(鳥)の意。設計責任者はクルト・タンクで、メッサーシュミット社が開発したBf 109戦闘機とともに第二次世界大戦におけるドイツ航空戦力の主力を担った。
本機は「液冷王国」であった当時のドイツ空軍にあって、初期型が唯一強力な空冷エンジンを搭載した主力戦闘機として優れた飛行性能を見せたほか、機体が頑丈で発展性に余裕があり、戦闘爆撃機型や対爆撃機型、高速偵察機型など様々な派生型が生産され、また機体の整備・運用の手間に要するコストも比較的少なく、第一次世界大戦への従軍経験のあるタンクの設計コンセプトが具現化し、よく過酷な戦場に耐えて大戦を戦い抜いた。1944年には不足していた高高度性能を改善するため、エンジンを液冷エンジンのJumo 213 Aに換装したFw 190 D-9型が登場した。
大戦末期に開発されたさらなる改良型は、設計者であるタンクの名称を取ってTa 152と命名された。 シリーズの総生産数は20,000機以上。うち、戦闘爆撃機型は6,600機強。
主力戦闘機メッサーシュミットBf 109(当時引き込み式主脚の間隔の短さや強度不足などから着陸事故が多発していた)に対して、Fw 190では主脚の間隔を3.5mと十分広く取り、さらに秒速5.0m(垂直方向;通常求められる数値の2倍)での着地に耐えるように設計され、パイロットが最も神経を使う着陸時に、多少ラフな操作をしても壊れない強度が持たせられていた。その他の部分にも十分な余裕を見込んだ設計がなされ、これらが後に戦闘爆撃機型、突撃型などの様々な発展型の実現に寄与した。渡辺 (1999) によれば、955km/hで降下してもびくともしないと言う。
主要部分には防弾鋼板が張られている(A-8型で総計136-166kg)。例としては座席後方に12mmないし5mmの防弾鋼板が装備された。またキャノピー正面の防弾ガラスの厚さは50mmである。オイル系統も装甲された上で2重の冗長性を持ち、被弾時の生残性が高められていた。
また、空冷エンジンは液冷エンジンと比較して耐弾性に優れる。液冷エンジンであれば冷却水漏れを起こすような損傷でも無事に帰還する場合があり、さらにエンジンブロックは、パイロットにとり前方からの射撃に対する装甲としても機能した。ただし損傷によりエンジンが停止した時、本機の滑空性能は良好ではなかった。これは一撃離脱戦法を重視し、ロール性能を向上させた結果として翼面荷重が高いためである。不時着時、主脚を用いての着陸は比較的困難だった。主脚を出すことで空気抵抗が増し、低速域での揚力不足による失速を招いたと推測される。そこで脱出または胴体着陸が推奨されていた。
主翼は上下に分割した状態で作成され、それをフローティング・リブと言う小骨で接続接合する頑丈なものだった。
なおFw 190は、開発段階では全長8.85m、全幅9.5mと、小型と評価されるBf 109と大差のない機体サイズで、武装もさほど強力なものではなかった。だがその後においては単発戦闘機における世界最強クラスの武装を備える機体となり、突撃型においては防御力も傑出したものとなった。

Wikiより GFDL上の著作権表示
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SPECIFICATIONS :
ROLE : FIGHTER-BOMBER
CODE : Fw190 F-8
NAME : WÜRGER
FIRST FLIGHT : 1939 (PROTOTYPE)
MANUFACTURER : FOCKE-WULF
LENGTH : 8.95m, WINGSPAN : 10.506m, HEIGHT : 3.15m, EMPTY WEIGHT : 3,200kg
ARMAMENT :

NOSE2×13mm MG
INSIDE WING2×20mm Canon
BEHIND
SIDE
BODY
UNDER WING MAX 1400kg

CREW : 1
ENGINE : BMW 801 D-2 Air-cooled 14-Cylinder Radial Engine 1,700hp
MAX SPEED : 652km/h
FERRY RANGE : 1,000km
SERVICE CEILING :10,350m

補足情報:

派生型:
Fw 190 F-8
A-8を基にした戦闘爆撃機型で、機首の機銃が13mm機関銃に変更され、両主翼下の4つの小型爆弾架も新型のETC50に変更、個別の投下が可能となった。また胴体下の爆弾ラックをETC502に変更、に1.4トン爆弾の懸吊が可能になっている。後期生産型はキャノピーを「ガーラント・ハウベ」に変更している。A-8型と同様非常に多数生産され、戦闘爆撃機型の6割はこのタイプである。この機体は各種の改修型が生産され、特に対戦車用として21cmロケット弾14発と28cmロケット弾発射装置6個、あるいは5.5cmR4Mロケット弾24発(パンツァーブリッツ2)を搭載した機体が大規模に運用されたほか、8.8cmパンツァーシュレック、様々な対地兵器が使用または実験された。385機あるいは380機余りが生産された。なお、F-4からF-7型は計画のみの機体である。

考証:

使用部品:
1/48 タミヤ製 フォッケウルフ Fw190 F-8 傑作機シリーズ No.39
軍艦堂 フォッケウルフ Fw-190 F-8 マスキングセット GK48***
ニッケルチタン線ストレッチ線
銅線0.2mm, 0.3mm
真鍮線0.2mm, 0.3mm, 0.5mm
その他汎用エッチングパーツ

特色:
XF-63をC116 RLM66 ブラックグレーに置き換え
塗装指示aのXF2/23/66 3色混合をC117 RLM76 ライトブルーに置き換え
塗装指示のXF24/27の2色混色をC36 RLM74 グレーグリーンに置き換え
塗装指示のXF24/51の2色混色をC37 RLM 75 グレーバイオレットに置き換え
黄色部分にC113 RLM04 イエローを使用
メタル部分に MC214 ダークアイアン+磨き

製作年月:
2020年7月 製作

編集 鴣囃子裕二@軍艦堂 トップへ

所属部隊不詳 1945年春 ドイツ本国

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