軽戦車

Heer Panzerkampfwagen 38(t) Ausf.E/F

KIT : 1/48 TAMIYA GERMAN PANZERKAMPFWAGEN 38(T) AUSF.E/F MM NO.83

38(t)
LT-38(チェコスロバキア軍名称・LTvz.38、ドイツ軍名称38(t)戦車)は第二次世界大戦前にチェコ企業ČKD社(Českomoravská Kolben Daněk)が開発・製作した戦車。ナチスドイツ軍の呼称である「38(t)戦車」として知られる。
38(t)の(t)とはドイツ語におけるチェコスロバキアの綴りである”Tschechoslowakei”の頭文字であり、ドイツ軍が鹵獲・接収した他国開発の兵器に付与した識別用の型式であって「38トン」ではない。(フランスであれば(f)、アメリカであれば(a)となる。)本車輛は約10トンの軽戦車に属する。信頼性の高い優秀な車輛であり、いまだ軽戦車が多かった第二次大戦最初期のドイツ軍においては主力車両の一角といっても過言ではない存在感を示した。 中期になると戦車の大型化に伴い軽戦車は活躍の場を失っていったが、LT-38の車体は多種多様な自走砲や牽引車に改造されて使用され続けた。LT-38ベースの自走砲はその信頼性の高さからドイツ軍から重宝された。
LTvz.38は併合後に本格生産が開始されたため、チェコ陸軍向けとして発注されていた車輌の全てにあたる150輛がドイツ国防軍向けとして完成させられた。
ドイツ軍向けに納入されたLTvz.38はチェコ製で有ることを示す(t)(ドイツ語でチェコを指す、Tschechischの頭文字)という形式番号を付与され、38(t)戦車(Pz.Kpfw. 38(t))と呼ばれた。この38(t)戦車はチェコ陸軍の35(t)戦車と共にドイツ軍に編入された。なお開戦前にイギリス軍も購入を検討し、本国で見本車輌の試験を行っているが、同時期にチェコがドイツに併合され断念している。
ドイツ軍は開戦時から多くの38(t)を実戦投入し、ポーランド侵攻では第3軽師団に100輌ほど配備されていた。ノルウェー・デンマークへの侵攻にはほとんど軽戦車が用いられ、38(t)は15輌のみが参加している。フランスや低地諸国に対する西方戦役では、エルヴィン・ロンメル将軍が指揮した第7機甲師団、また第8機甲師団では計228輌以上が配備されていた。装甲・火力共に初期のIII号戦車に匹敵するものであったが、狭い砲塔に2人が詰め込まれていた。砲塔旋回装置は重い手動式であり、車長は砲手を兼ねるため指揮に専念できず、3人用砲塔のIII号戦車より操作性や戦闘力では劣っていた。また35(t)で採用された空気圧により軽い力で操作できる操行レバーが、特に冬期に故障が多発するなど信頼性に問題があったため、38(t)では完全手動に戻された。しかし他の戦車のように下からではなく横から伸びたレバーの操作力量は、60kgと極めて重くなってしまった。
その後もバルカン半島の戦い、バルバロッサ作戦に投入された。しかしT-34などの強力な新型には抗し得ず、主力の座を退き偵察・連絡任務や後方での警備任務、装甲列車の搭載車輌となり、シャーシは自走砲に転用され戦車としての役目を終えた。
大戦初期に大きな戦力となった38(t)であったが、本車に搭乗し、後にティーガー戦車のエースとなるオットー・カリウスの著書によると、防御力に関しては不満の声が挙がっており、良質なスウェーデン鋼を使用できた初期のドイツ製戦車に比べ、装甲材質が劣っていたといわれる。また装甲板がリベット留めである戦車の共通の欠点として、被弾時リベットが車内を跳ねとび、乗員を死傷させる危険性があった。それでもI号戦車・II号戦車といった訓練用戦車よりは有効な戦力であり、またE / F型、G型と改良を重ねるたびに溶接接合の部分が増え、リベットが減っているのが外見からも確認できる。

Wikiより GFDL上の著作権表示
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SPECIFICATIONS :
TYPE : TANK
CLASS : LIGHT CLASS
NAME : PANZERKAMPFWAGEN 38(t)
COMMISSIONED : 1938
LENGTH : 4.61m, WIDTH : 2.15m, HEIGHT : 2.26m, WEIGHT : 9.5t
ARMAMENT :

PRIMARY GUN1×3.7cm Kampfwagenkanone 38(t)
SECONDARY GUN2×7.92mm MG37(t)
AA GUN
AA MG
MG
ROCKET LAUNCHER
OTHERS

CREW : 4
ENGINE : Praga EPA Straight 6 Engine 125hp
MAX SPEED : 42km/h (road), 15km/h (off-road)
OPERATIONAL RANGE : 250km (road), 100km (cross-country)

ADDITIONAL :

DESIGNATIONS :
E / F型
車体・砲塔前面の装甲が50mm、側面30mmに強化された。これに伴い、段付きだった戦闘室前面装甲も直線的な一枚板へとデザインの変更が成されている。前面装甲の強化によりノーズヘビーとなったため、前部サスペンションのリーフスプリングの枚数を15枚に増やして対応している。E/F型は殆ど同じ仕様だが、後者には標準で車体後部に発煙筒入り装甲ボックスが追加され、マフラーの位置が上がっている。 E型は1940年11月 – 1941年5月に275輌、F型は1941年5月 – 10月に250輌が生産された。

PARTS LIST :
1/700 タミヤ製 ドイツ軽戦車 38(t) E/F型
0.3mm真鍮線

PAINT LIST :
TS-4はC40ジャーマングレーを使用

SIZE OF MODEL :
全長: 9.8cm, 全幅: 4.5cm, 全高: 6cm (アンテナ除く)

TIME LINE :
2020年7月 製作
REF.#A-002-012

編集 鴣囃子裕二@軍艦堂 トップへ

第22戦車師団所属車両 1942年 東部戦線

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