KIT : 1/700 FUJIMI SAGARAMARU TOKU-54
相良丸(さがらまる)は、日本郵船の崎戸丸型(S型)貨物船の六番船。太平洋戦争では日本海軍に徴傭されて特設水上機母艦、特設運送艦として運用された。
1940年11月15日に三菱重工業横浜船渠で竣工。しかし、「崎戸丸」級貨物船が就役する頃には第二次世界大戦が勃発するなど国際情勢が厳しくなり、「相良丸」に商業航海の機会をついに与えなかった。
1941年1月16日付で日本海軍に一般徴傭され、マリアナ方面への兵器輸送任務に就く。改めて徴傭され、特設水上機母艦として入籍、三菱重工業長崎造船所で艤装工事を受けた。
1942年アナンバス諸島に移動してパレンバン攻撃支援などを行った。
一連の作戦が一段落したあと、ケッペル港第三船渠に入渠して福井静夫技術少佐の考案による迷彩塗装が施された。
この後、特設運送艦に類別変更される事が内定したため、搭載航空機を東印部隊に移管し、横須賀に帰投、
1943年(昭和18年)に入ってからはニューギニアの戦いに投入される陸軍将兵を輸送する丙号輸送作戦に従事する。
1943年6月23日未明、神子元島沖を航行中、アメリカ潜水艦「ハーダー」 (USS Harder, SS-257) の攻撃を受ける。
大きく航行不能となったり「澤風」に曳航されて、天竜川河口に座礁後、浮揚作業が試みられるが、アメリカ潜水艦「ポンパーノ」 (USS Pompano, SS-181) からの更なる雷撃を受けて魚雷2本が命中。
さらに激浪に翻弄されて船体の維持は困難を極め、放棄となる。
不幸中の幸いは、乗員の喪失が一人もなかった事である。
なお、崎戸丸型貨物船7隻のうち、「相良丸」以外の6隻は減トン甲板口を閉鎖して総トン数など主要目の数値が一部増加しているが、「相良丸」のみそのような措置はとられなかった。
Wikiより GFDL上の著作権表示
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
SPECIFICATIONS :
TYPE : SEAPLANE TENDER
COMMISSIONED : 1940 FATE : ABANDONMENT AT ESTUARY OF TENRYU RIVER 1943
CLASS : NYK LINE S CLASS CARGO SHIP 6TH SHIP
NAME : SAGARAMARU PLACE NAME
DISPLACEMENT : STANDARD 7,189t, TEST -t, FULL LOAD 9,458t
LENGTH : 146.2m BEAM : 19m
ARMAMENT :
PRIMARY GUN | 2×15cm SINGLE GUN |
SECONDARY GUN | – |
AA GUN | – |
AA MG | – |
MG | – |
ROCKET LAUNCHER | – |
TORPEDO | – |
DEPTH CHARGE | – |
OTHERS | – |
AIRCRAFT : 6×F1M1 Pete, 2×E8N Dave Total8
補足情報:
–
同型艦:
崎戸丸 | 讃岐丸 | 佐渡丸 | 佐倉丸 | 相模丸 | 笹子丸
使用部品:
フジミ製キット シーウェイモデル 特54 相良丸
真鍮線 0.2mm, 0.3mm, 0.5mm
超極細チェーン
FLYHAWK製 手摺セット FH700019
ライオンロア製 航空機運搬軌条ターンテーブルセット
レインボーモデル 水上機用エッチングセット
小型艦装備キット
ファインモールド製 AM12 内火艇アクセサリーセット
大型艦装備セット
レインボーモデル製 甲板上ディテールアップキット Rb7019
伸ばしランナー
金属テグス 黒 0.125号
など
特色:
船体 C32 軍艦色(2) 50% + C62 つや消しホワイト 50% スケールとウォッシング考慮
甲板 C39 ダークイエロー、C43 ウッドブラウン、C44 タンで混色して3色塗分けに使用
ワイヤー、アンカー、チェーン XF-56 メタリックグレイ
製作年月:
2015年12月 製作
編集 鴣囃子裕二@軍艦堂 トップへ
設定なし