起重機船

1/700 戦艦(旧) キアサージ 1939

キアサージ (USS Kearsarge, BB-5/IX-16/AB-1) は、アメリカ海軍の戦艦。キアサージ級戦艦の1番艦。
本艦は州の名が命名されなかった唯一のアメリカ戦艦である。
艦名は南北戦争の武勲艦「キアサージ」の名を襲名しており、議会の特別の承認のもとに命名された。
もともとはニューハンプシャー州のキアサージ山にちなむ名前である。
1896年6月30日にバージニア州ニューポートニューズのニューポート・ニューズ造船所で起工し、1898年3月24日に進水し、1900年2月20日に就役し、北大西洋基地の旗艦となる。
その後も旗艦任務を続け、1906年3月31日に戦艦メイン (USS Maine, BB-10) と旗艦を交代し、艦隊との作戦行動を継続した。
1909年9月4日、フィラデルフィア海軍造船所で予備役になり、近代化改装に入った。1915年6月23日に再就役した。
再就役すると、大西洋岸に沿って9月17日まで作戦活動に従事。その後フィラデルフィアで1916年2月4日に大西洋予備役艦隊に編入され、機関員と武装警備員の練習航海を行った。
練習艦としての任務後、1920年5月10日退役し、起重機船(クレーン船)へと改造され、新たな船番号 AB-1 が与えられた。
兵装を撤去して代わりに250トンの巨大な旋回式クレーンが装備された。
船体にはバルジが装着され、安定性が向上した。その後20年にわたって様々な作業に従事した。
多くの業績のうちの一つには、1939年にニューハンプシャー州沖に沈没したサーゴ級潜水艦スコーラス (USS Squalus, SS-192) を引き揚げたことが挙げられる。
1941年11月6日、キアサージは「起重機船1号 Crane Ship No. 1」と改称され、その栄光の艦名は航空母艦 CV-12、後に航空母艦 CV-33 に譲られた。
起重機船1号はその任務を継続し、第二次世界大戦におけるアメリカの勝利に多くの貢献をした。
インディアナ (USS Indiana, BB-58) やアラバマ (USS Alabama, BB-60) のような新しい戦艦、サヴァンナ (USS Savannah, CL-42) やシカゴ (USS Chicago, CA-29) といった巡洋艦およびベテランの戦艦ペンシルベニア (USS Pennsylvania, BB-38) の砲や砲塔、装甲その他の重量物を扱った。
1945年にはサンフランシスコ海軍造船所に曳航され、航空母艦ホーネット (USS Hornet, CV-12)、ボクサー (USS Boxer, CV-21) の建造やサラトガ (USS Saratoga, CV-3) の修理に貢献した。
起重機船1号は1948年に西海岸を離れ、その艦歴を終えるためにボストン海軍工廠に回航された。
1955年6月22日に除籍、船体は同年8月9日にスクラップとして売却された。

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性能諸元:
分類:戦艦>練習艦>起重機船(再現時)
クラス:起重機船
艦番:BB-5>IX-16>AB-1(再現時)
起工:1896年起工 竣工:1900年竣工
型式:キアサージ級 艦番:1番艦
艦名:キアサージ 2代キアサージ
由来:地名 ニューハンプシャー州キアサージ山に因む。
諸元:純噸数:11540トン 総噸数:トン 公試排水量:トン
全長:114.38m 全幅:22.02m
兵装:

竣工時 模型表現時
33cm砲x4
20.3cm砲x4
15.2cm砲x14
57mm砲x20
37mm砲x6
7.62mm機銃x4
45.7cm魚雷x4

搭載機:-
信号符字 調査中
J W X L

補足情報:

同型船:
ケンタッキー (Kentuckey) 1900年竣工 (ニューポート・ニューズ造船所) 退役後1924年スクラップとして売却

考証:

別仕様:

使用部品:
ライオンロア製 レジンキット キアサージ
専用エッチングパーツセット
各種金属部品

製品所在:
2015年11月11日 軍艦堂にて起工
2015年11月20日 軍艦堂にて竣工
2015年11月27日 栃木県在住のコレクター様所蔵

22K

あとがき:

編集 鴣囃子裕二@軍艦堂 トップへ

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