駆逐艦

IJN Minekaze Class DD Sawakaze

KIT : PITROAD YUKAZE W190 (REMODELING BASE ON THIS KIT)


澤風サハカゼ
沢風(旧字体:澤風、さわかぜ/さはかぜ)は、日本海軍の駆逐艦。峯風型駆逐艦の2番艦。艦名は沢に吹く風に由来する。
三菱造船(株)長崎造船所で建造。一等駆逐艦に類別。
空母「赤城」直衛として不時着機の救助を行う、いわゆる「トンボ釣り」に従事、上海事変において、長江水域での諸作戦に参加。同航空隊練習艦として各種飛行訓練に協力。
1942年(昭和17年)3月から、館山を拠点に東京湾口で対潜掃討に従事。12月には室蘭までの船団護衛や東京湾口での対潜掃討に当った。
1943年(昭和18年)6月には横須賀 – 神戸間の船団護衛を行い、7月は横須賀から室蘭まで船団護衛を実施。
1944年(昭和19年)東京湾口で船団護衛を実施。2月から尾鷲を基地として紀伊半島方面での対潜掃討、船団護衛に従事。12月18日、横須賀港に戻り、海軍対潜学校練習艦となった。
1945年(昭和20年)2月4日、 横浜に入港し、3月18日まで対潜実験艦への改造工事を実施。5月5日、第1特攻戦隊の特攻攻撃訓練目標艦となり、横須賀において無傷で終戦を迎えた。
9月15日に除籍され、船体は福島県の小名浜港で防波堤に転用された。
沢風は、1948年(昭和23年)に浦賀船渠にて解体・改装される。マストや艦橋など船体上部構造をすべて取り除かれ、海に浮かぶ、錨を下ろすことができるなど必要最低限の状態となり、その後栗橋に曳航されながら、小名浜港へ到着する。 その後、同年の4月2日に沈船作業が実施された。
沢風は日本で初めて軍艦を利用した沈船防波堤として完成し、28年間の駆逐艦としての生涯を終えたのである。 その後、同年8月25日に、汐風も近くの一号埠頭付近に沈設された。また、沢風と汐風の防波堤は、沈設の際から「軍艦の船底には数トンもの鉛が大量にある」とまことしやかに囁かれており、事実、駆逐艦は船体の重心を下げ、復原性を高めるために当時は鉛を大量に使用していた。そのため、防波堤の完成時から鉛や鉄材を狙う多くの解体業者に目をつけられることとなる。
なお、沢風は当時の連合国軍最高司令官総司令部 (GHQ) からの厳命もあり、蒸気タービンを取り外さず、沈設したために金目の物が多く、鋸やハンマーをはじめプラズマ切断機(酸素切断機)などが用いられ、鉄板は剥がされ、船内の配線は荒されるなどの盗掘被害を被った。幸いな事に、機関部などに関しては海面よりも下に埋設されていたため盗掘者も手が出せなかったようであり、荒らされるなどの被害はなかった。その後、あまりにも大掛かりな盗掘に発展したため船内にコンクリートが流し込まれるなどの対応がなされた。
1965年(昭和40年)10月に防波堤の解体・撤去作業を開始した。
1973年(昭和48年)11月3日に当時の県海友会会長が吉田真治であり、元教官であるという縁から、高松宮宣仁親王を招き、艦魂碑除幕式が執り行われた。また、沢風の蒸気タービンの土台部分にある、プレートに記載されている「艦魂」の文字は、高松宮宣仁親王が筆を取られたものである。なお、現在の記念碑は、沢風の蒸気タービンのみが展示されており、その他に残存していたはずの錨など沢風のスクラップが、その後どのように活用されたかなどの用途は不明のままである。 沢風の防波堤であった際の埋設地点は、現在の魚市場前の防波堤よりも、半分ほど魚市場側に近い距離であり、現在の防波堤地点ではない。

Wikiより GFDL上の著作権表示
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SPECIFICATIONS:
TYPE : DESTROYER
COMMISSINED : 1920 FATE : 1948 FOR EMBANKMENT
CLASS : MINEKAZE CLASS
NAME : SAWAKAZE (WIND FROM THE MOUNTAIN VALLEY)
DISPLACEMENT : STANDARD 1,215t, TEST 1,345t, FULL LOAD -t
LENGTH : 102.6m BEAM : 8.92m
ARMAMENT :

PRIMARY GUN
SECONDARY GUN
AA GUN
AA MG4×25mm TWIN GUN, 4×25mm GUN
MG
ROCKET LAUNCHER1×9RDS. DEPTH CHARGE ROCKET LAUNCHER
TORPEDO
DEPTH CHRGE36×DEPTH CHARGE
OTHERS

AIRCRAFT:-

ADDITIONAL:
対潜実験艦改造工事
1945年2月4日から実施された対潜実験艦への改造工事は、以下のように実施された。
主砲は4番主砲を残して撤去
1番砲跡に15cm9連装対潜噴進砲(対潜迫撃砲)を装備
魚雷兵装は全て撤去
25mm連装機銃4基、同単装機銃4挺を増設
前檣を三脚檣に変更
艦橋に22号電探を装備
爆雷36個を搭載

LIST OF SHIPS:
峰風 | 沖風 | 島風 | 灘風 | 矢風 | 羽風 | 汐風 | 秋風 | 夕風 | 太刀風 | 帆風

PARTS LIST :
1/700 ピットロード製キット 夕風 W190
0.2mm真鍮線, 0.3mm真鍮線, 0.5mm真鍮線
軍艦堂 絡車ホース GK70012
軍艦堂 二式爆雷 GK70011
軍艦堂 舷灯II 峯風/野風/神風/睦月各型用 GK70016
海魂製チェーン手摺 小艦艇用 H005
フライホーク製 リギング FH100001
フライホーク製 舷外電路 FH700147
フライホーク製 アンカーチェーン FH700116
フライホーク製 対空火器II FH700068 (25mm連装機銃)
フライホーク製 対空火器III FH700069 (憤進砲ベース)
海魂製 ラッタル H017
海魂製 水密ドア H052

SPECIAL COLOR :
C32 軍艦色(2)+C62 つや消しホワイト サーフェイサーとウェザリング考慮のため
C41 レッドブラウン リノリウム部分に使用

TIME LINE :
2021年2月2日 製作開始
2021年3月2日 完成
REF.#A-001-19

POSTSCRIPT :

編集 鴣囃子裕二@軍艦堂 トップへ

1945 噴進爆雷砲搭載時

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