中戦車

Heer Panzer Kampfwagen IV Ausf.F2

KIT : 1/72 HASEGAWA PZ.KPFW IV AUSF.F2 MT42

IV号戦車 F2型
IV号戦車(よんごうせんしゃ、Panzerkampfwagen IV、略称:Pz.Kpfw.IV)は、第二次世界大戦中のナチス・ドイツの中戦車(25トン級)である。
ナチスが政権をとる以前から、ドイツ国防軍はヴェルサイユ条約下で密かに再軍備を見据えた新型戦車の開発を行っていた。1934年、NbFz(ノイバウファールツォイク)と呼ばれる多砲塔戦車の試作車が作られたが、大きく重いことから新たな戦車の開発が求められた。
装甲部隊の創設者ハインツ・グデーリアンにより求められた戦車の仕様は二種類で、一つがツークフューラーヴァーゲン(Zugführerwagen; Z.W.=小隊長車)と呼ばれ、37mm砲搭載の15トン級の「主力戦車」として開発された「III号戦車」、もう一つがベグライトヴァーゲン(Begleitwagen; B.W.=随伴車)と呼ばれ、75mm砲搭載の20トン級の「支援戦車」として開発された「IV号戦車」(当初「7.5cm砲装甲車」という名称であったが、1937年から「IV号戦車」に変更された)である。
IV号は、4社による競作が行われた結果、1936年4月に完成したクルップ社の「B.W.I」を元に、増加試作車的なA型に次いでB・C型が作られ、1939年からD型が本格的に量産された。その後も戦局に対応するため改良が加えられ、最終型は長砲身の75mm砲を搭載したJ型である。
IV号は、ドイツ戦車の中で最も生産数が多く(ただし、装甲戦闘車両という大きな括りで見た場合、III号突撃砲が最多生産数となる)、大戦中期ごろには改良が限界に達していたものの、敗戦時まで主力として使用され続け、ドイツ戦車部隊のワークホースとして機能した。また、同時期に開発され、50mm砲の搭載を想定したIII号戦車に比べ、75mm砲の搭載を前提に設計されたこともあり、ターレットリング(回転式砲塔)の直径が大きいため、長砲身の75mm砲に設計変更が可能であり、既存車両でも長砲身に換装することが容易であった。そのため、戦訓による武装強化にも対応し、変化する戦況の中で様々な要求に応じるべく車体部分を流用した多種多様な派生型を生み出した。
同盟国などにも輸出され、G型以降がイタリア王国、ルーマニア王国、ハンガリー、ブルガリア、フィンランド、スペイン、トルコの各軍に配備され、戦後も暫く使用されていた。チェコスロバキアが保有していた中古、及びフランスの接収品を購入したシリア軍のIV号戦車が、中東戦争でイスラエル国防軍のセンチュリオンと交戦した記録がある。

Wikiより GFDL上の著作権表示
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SPECIFICATIONS :
TYPE : TANK
CLASS : MEDIUM CLASS
NAME : PANZERKAMPFWAGEN IV AUSF.F2
COMMISSIONED : 1939
LENGTH : 6.63m, WIDTH : 2.68m, HEIGHT : 2.86m, WEIGHT : 25t
ARMAMENT :

PRIMARY GUN1×75mm Kampfwagenkanone 40
SECONDARY GUN2×7.92mm MG34
AA GUN
AA MG
MG
ROCKET LAUNCHER
OTHERS

CREW : 5
ENGINE : HL120TRM V12 Engine 300hp
MAX SPEED : 40km/h (road), 16km/h (off-road)
OPERATIONAL RANGE : 320km (road), -km (cross-country)

ADDITINAL:

REVISION DESCRIPTION:
F2型(後にG初期型)
1942年3月から175両だけ生産され、IV号戦車として初めて長砲身の75mm KwK 40 L/43を搭載した。
ドイツ・アフリカ軍団に配備された僅か9両のF2型は対戦車戦闘に威力を発揮、10月までに送られた37両のG型(エル・アラメイン戦以降の増援でもG型が更に26両追加されたに過ぎない)と併せ、イギリス軍から「マークIVスペシャル」と呼ばれ、ドイツ軍の報告書にも「IV号スペツィアル」と記述されている。
なお本型式は当初7./B.W-Umbau(支援戦車改造第7シリーズ)と呼ばれ、1942年3月21日から6月4日の間のみF2型と呼称された。その後、生産中の長砲身型をG型に改称、7月1日には既に生産済みのF2型も正式にG型に改称する通達が出され、F2型の呼称は当時印刷された2種のマニュアルに残されるだけとなった。日本でも1990年代末にこの事実が明らかになって以降、F2型をG初期型と呼称することが多くなったが、初めて長砲身を装備した型として有名なことから、あえてF2型と表記されることもある。

PARTS LIST:
1/72 ハセガワ製 IV号戦車 F2型 (絶版?)
金属砲身
1/72 IV号戦車用エッチングセット
1/72 レジン製履帯

SPECIAL COLOR:
履帯はダークアイアンを磨き、接地面は鉛筆B6使用
C28指定の装備品類は木部にレッドブラウン使用
C8指定のスコップ部分はアイアン使用で磨き加工
C33指定のラバー部分はタイヤブラック使用

MOEL SIZE:
全長: 9.3cm, 全幅: 4cm, 全高: 4cm (アンテナ除く)

TIMELINE:
2020年12月 製作
REF.#A-001-11

編集 鴣囃子裕二@軍艦堂 トップへ

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