航空母艦

USN York Town Class CV-8 Hornet

ホーネット (USS Hornet, CV-8) は、アメリカ海軍の航空母艦。
ヨークタウン級航空母艦の3番艦。
アメリカ海軍においてホーネットの名を受け継いだ艦としては七隻目にあたる。
ミッドウェー海戦に繋がるドーリットル空襲を行ったドーリットル隊の母艦として有名である。
1942年10月、南太平洋海戦にて沈没した。
1942年に入って間もなく、ホーネットの13ミリ機銃は全て20ミリ機銃に交換された。
1942年4月2日、陸軍航空隊員にその命令を秘密にしたままサンフランシスコを出航した。その日の午後、ミッチャー艦長は全乗組員に使命である「日本本土空襲」を通知した。 ホーネットの艦内は大いに沸き立った。
ドーリットル中佐率いる爆撃隊は、4月18日夕刻に予定発艦位置から発進し東京を始めとする日本の主要都市を夜間攻撃する予定であった。
最後尾の B-25 は扇形に搭載され、飛行甲板の傾斜部分にあったためチェーンで固定されていた。繰り上げられた発艦命令が出ると、ホーネットは針路を変えて準備に入った。7時20分、ドーリットル機を手始めとして、8時20分までに日本の心臓部へ初の空襲を行う部隊として16機の B-25 は全て発艦した。
発進してからちょうど一週間後の4月25日朝、ホーネットは真珠湾に帰投した。
6月5日、三脚マストの上にCXAMレーダーを設置し、従来この位置にあったSCレーダーはメインマストに移動した。また、艦首部をはじめとして20ミリ機銃が30基から32基増設され、格納庫甲板に設置されていたカタパルトは撤去された。
10月26日の南太平洋海戦当日。エンタープライズがスコールの中に逃げ込んだので、ホーネットのみが打ちのめされる形となった。第1次攻撃隊の攻撃により、ホーネットは艦内の動力を失い航行不能となり、火災を発生させた。駆逐艦モリス、ラッセル、マスティンによる支援も受けて消火には成功したが、依然航行不能であり重巡洋艦ノーザンプトンが曳航を試みたが、曳航索が切れた。
アメリカ軍はホーネットの放棄を決定し、駆逐艦マスティン(英語版) (USS Mustin, DD-413) およびアンダーソン (DD-411)(英語版) (USS Anderson, DD-411) に処分を命じた。
第一〇駆逐隊の駆逐艦秋雲と巻雲は本隊から分離し、速力を上げて海上に漂うホーネットに向かった。
やがて、炎上し漂流中のホーネットを発見。ホーネットはいたるところから火を噴き、艦首からは曳航されていたことを物語るロープが数本垂れ下がっていた。
秋雲は12.7センチ砲24発をホーネットに撃ち込んだがホーネットは微動だにせず、爆雷での処分も検討されたが、爆雷の射程が短く断念された。
結局、魚雷で処分することとなり、秋雲と巻雲からそれぞれ2本ずつ発射され、3本が命中した。この後、秋雲ではホーネットの断末魔を記録すべく、絵の上手な信号員に炎上中のホーネットを描くよう命じた。
艦長はスケッチの助けにしてやろうと、ホーネットに向けて何度もサーチライトを照射した。スケッチが終わり、やがてホーネットの火災は艦全体に広がった。
秋雲と巻雲が見守る中、ホーネットは10月27日午前1時35分、サンタクルーズ諸島沖に沈んでいった。
就役からわずか1年と7日という短いものであった(除籍は1943年1月13日)。なお、日本側は連合艦隊司令部からの命令に従ってホーネットの拿捕曳航を行おうとしたが最終的に断念している。
ホーネットは第二次世界大戦中の戦功で四つの従軍星章を受章した。この艦の喪失をアメリカ海軍は、日本軍に活動できる空母が1隻と成ることを知らせないために秘匿しようとしたが、11月の大統領選挙を控えたルーズベルト大統領が「悪いニュースを握りつぶした」との評判を避けるため早々に発表してしまい海軍司令部は「敵に内情が筒抜けになった」と動揺した。

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性能諸元:
分類:航空母艦 クラス:航空母艦
艦番:CV-8
起工:1939年起工 竣工:1941年竣工
型式:ヨークタウン級 艦番:3番艦
艦名:ホーネット 7代ホーネット
由来:生物 スズメバチの英名に因む。
諸元:基準排水量:19,800トン 満載排水量:トン 公試排水量:トン
全長:246.82704m 全幅:43.8912m
兵装:

竣工時東京レイド時 1942 Apr.
5″単装個高角砲×85″単装個高角砲×8
1.1″4連装対空機銃×41.1″4連装対空機銃×4
13mm単装対空機銃×24撤去
40口径12.7センチ連装高角砲×4
53cm魚雷発射管×8撤去
20mm単装対空機銃×30

搭載機:90機 (B-25ではない)
信号符字:Aipha – Alpha – Alpha – Alpha なし、または調査中 ご存じの方は情報をお寄せ下さい。

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補足情報:

同型船:
ヨークタウン (Yorktown CV-5) 1937年竣工 (NPNWS造船所) 1942年 ミッドウェー海戦にて戦没
エンタープライズ (Enterprise CV-6) 1938年竣工 (ニューポートニューズ造船所) 残存 1947年退役
ホーネット (Hornet CV-8) 1941年竣工 (ニューポートニューズ造船所) 1942年南太平洋海戦にて戦没

考証:

使用部品:
タミヤ製 ホーネット
フライホーク製 アメリカ海軍用手摺
ドラゴン製 サンディエゴ (一部兵装部品のみ使用)
レインボーモデル製 5″金属砲身
フライホーク製 アメリカ海軍水密ドア
フライホーク製 弾薬箱 Mk51 セット
フライホーク製 ラッタル サーチライト
フライホーク製 アメリカ軍 レーダーセット
海魂製 プロペラガード 横桁セット (横桁のみ使用一部加工)
レインボーモデル製 艤装品セット (一部使用)
海魂製 双眼鏡
金属線 0.2mm 0.3mm
ハセガワ製 艦載機エッチングセット 3S-56 (車輪のみ使用)
複数社製 艦載機用三翅プロペラ
フライホーク製 アメリカ海軍艦載機セット SBD部品使用
レインボー製 火器管制セット (加工使用)
その他アンテナなど他艦部品流用 (手摺、梯子など、一部加工改造あり)
フライホーク製 20mm機銃セット

使用塗料:
FS36270
マットブラック
インターミディエートブルー(通称ミディアムブルー)
マホガニー
タン
マットホワイト(ベース色FS17875)
デッキブルー(インターミディエートブルー45%+ネイビーブルー45%+赤5%+黒5%にて調色)
ネイビーブルー

製品所在:
2012年11月23日 軍艦堂第6渠にて起工
2012年12月26日 軍艦堂西大井工廠にて竣工
2012年12月28日 ローカルオファーによりイギリス在住のコレクター様へ売却
あとがき:

編集 鴣囃子裕二@軍艦堂 トップへ

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