KIT : 1/48 TAMIYA MITSUBISHI KI-46 III TYPE100 CRP. DINAH
一〇〇式司令部偵察機(ひゃくしきしれいぶていさつき)は、第二次世界大戦時の大日本帝国陸軍の偵察機(司令部偵察機)。キ番号(試作名称)はキ46。愛称は新司偵(しんしてい)。略称・呼称は一〇〇式司偵、一〇〇偵、一〇〇司、ヨンロクなど。連合軍のコードネームはDinah(ダイナ)。開発・製造は三菱重工業。設計主務者は久保富夫。
九七式司令部偵察機の後継機として1939年(昭和14年)に初飛行、太平洋戦争(大東亜戦争)開戦前の1941年(昭和16年)から配備が行われ、1945年(昭和20年)の敗戦に至るまで帝国陸軍の主力戦略偵察機として使用された。本機は画期的な開発思想や高性能をもつ後の「戦略偵察機」の先駆的存在であり、また、そのスタイルの美しさから「第二次大戦で活躍した軍用機のうちで最も美しい機体の一つ(”One of the most elegant aircraft of World War Two”)」と評されている。
一〇〇式司偵は特に三型(キ46-III)に代表される高速性を追求したゆえの細身で流線型の胴体と、空気力学に基づいた新設計のエンジンカウル(ナセル)、特徴的な尾翼といった従来の日本機とは異なるスマートな外見を持ち、性能面でも連合軍の邀撃戦闘機を振り切る高速性、優秀な高空性能および上昇限度、長大な航続距離を有していた。太平洋戦争開戦前から終戦に至るまで常に第一線で活躍し続けた、開発思想・機体設計・性能・外観・戦歴ともに旧日本陸海軍を代表する傑作機である。
一〇〇式司偵は陸軍機であるが、優秀な偵察機を保有していなかった海軍は本機の高性能にかつての九七式司偵と同様に注目し、海軍制式兵器に準ずるものとして本機を大々的に運用、第一五一海軍航空隊などが装備し実戦に投入している。
また、性能向上を狙った改良(機体及び各型の特徴)も重ねられ、大戦末期には百式司偵の高高度性能を買われ、機首に機関砲や、機体上部に「上向き砲」といった重武装を施した「武装司偵」と言われる対大型爆撃機邀撃戦闘機型も生産され、日本本土防空戦ではB-29撃墜の戦果を記録した他、最末期には極少数機が特別攻撃隊の特攻機として使用された。
試作機・増加試作機を除く全生産機数は計1,742機(一型34機、二型1,093機、三型613機、四型4機)。
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性能諸元:
分類:偵察機
機体略号:キ46-III
初飛行:1939年(試作1号機)
名称:Dinah
製造:三菱
全長:11m 翼幅:14.7m 全高:3.88m 自重:3,831kg
兵装:
機首 | – |
翼内 | – |
後方旋回 | – |
側方旋回 | – |
胴体 | – |
翼下 | – |
乗員:2名
エンジン: ハ112-II レシプロエンジン x2 -hp
最高速度: 630 km/h
航続距離: 4,000km (増槽装備時)
上昇限度:10,500m
補足情報:
–
派生型:
–
考証:
–
使用部品:
1/48 タミヤ製 傑作機シリーズ No.92 百式司令部偵察機III型
1/48ファインモールド製 NC3 日本海軍機用シートベルト (キットに付属)
1/48 軍艦堂製 GM48xxx 百式司令部偵察機III型 マスキングセット タミヤ 傑作機シリーズ92用 1
1/48 エデュアルド製Dinah用エッチングセット
真鍮線 0.2mm, 0.3mm, 0.5mm
銅線 0.3mm
プラ棒, プラペーパー
製作年月:
2020年3月 製作
あとがき:
–
編集 鴣囃子裕二@軍艦堂 トップへ
飛行第10戦隊第一中隊