戦闘機

USN Chance Vought F4U-1D Corsair

KIT : 1/48 TAMIYA VOUGHT F4U-1D CORSAIR W/MOTO TAG 61085

F4U コルセア(Chance Vought F4U Corsair)は、アメリカのチャンス・ヴォート社が開発し、第二次世界大戦と朝鮮戦争でアメリカ海軍と海兵隊が運用したレシプロ単発単座戦闘機である。愛称の「コルセア (Corsair、コーセア)」は、バルバリア海賊の意。
ヴォート社の他にグッドイヤー社とブルースター・エアロノーティカル社にも生産は移管され、グッドイヤー社製の機体はFG、ブルースター社製の機体はF3Aという制式名称が与えられた。また、AUという呼称の攻撃機型も存在する。
本機はF2A バッファロー艦上戦闘機などの後継として、チャンス・ヴォート社により1938年2月に開発が始まった。 初飛行は1940年5月29日である。試作機XF4U-1は一度着陸事故を起こしたものの、10月1日には405mph(651.8km/h)を記録、水平飛行で初めて400mphの壁を越えたアメリカ戦闘機となった。降下テストでは890km/hに達したが損傷が発生し、最終的には高度1万フィートからの降下で制限した速度860km/hを記録した。
量産型F4U-1の初飛行は1942年6月25日であった。初期の量産機は12,060lbsの戦闘重量で3,000ft/min以上の海面上昇力、668km/hの最高速度、37,000フィートの実用上昇限度というスペックであった。
1942年9月25日には護衛空母CVE-26で着艦テストが行われ、すぐにF4U-1の問題が明らかとなった。長い機首に加え、カウルフラップのアクチュエータから飛んでくる油圧液とバルブプッシュロッドから飛んでくるエンジンオイルにより、着艦時の視界は最悪であった。アクチュエータの問題はF4FとPB4Y-1に倣い、エンジンオイルの問題はカウルフラップの上部セクションを固定式に変えギャップを無くすことで解決した。しかし、1943年に実戦に投入された後も、カウルフラップの上部セクションが良くなっていないF4U-1があり、エンジンオイルの問題が完全に解決されたのは、F4U-1Aの登場時点であった。そのほかにも、メインギアの硬い緩衝装置は機体を飛び上がらせ、ロータイプテールギアと巨大なフラップは方向安定性の問題を起こした。また着陸の際に減速中に突然失速し転覆したりなどする事故も発生した。
結局このままではF4Uは空母で運用するには不適とされ、初期生産型のほとんどは海兵隊に引き渡された。しかしVF-17のように、F4Uを好み部隊ごと空母から地上部隊へと変更された海軍飛行隊も存在した。

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性能諸元:
分類:戦闘機
機体略号:F4U-1D
初飛行:1940年 XF4U-1として
名称:Corsair
製造:チャンスボート社
全長:10.16m 翼幅:12.49m 全高:4.48m 自重:4,089kg
兵装:

機首
翼内 AN/M2 12.7mm機関銃x6
後方旋回
側方旋回
胴体
翼下爆弾上限1,361kg + HVARx8又はA.R.x8

乗員:1名
エンジン: Pratt & Whitney R-2800-32W レシプロエンジン 2,760hp
最高速度: 756 km/h
航続距離: 2,274km (1×150ガロンタンク搭載時)
上昇限度:13,259m

補足情報:

派生型:

考証:

使用部品:
1/48 タミヤ製 ヴォート F4U-1D コルセア モトタグ牽引セット 傑作機シリーズ No.85
1/48 タミヤ製 ヴォート F4U-1D コルセア

製作年月:
2020年2月 製作

あとがき:

編集 鴣囃子裕二@軍艦堂 トップへ

アメリカ海軍 第6戦闘爆撃飛行隊2号機 1945年3月 空母ハンコック(CV-19)

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