日進(にっしん)は、日本海軍の水上機母艦(甲標的母艦)。 同型艦は無いが、日進型という表現も使われた。
軍艦「日進」(3代目)は太平洋戦争開戦直後の1942年(昭和17年)2月末に完成した日本海軍の水上機母艦。水上機の運用も可能だが、「日進」は艦内に特殊潜航艇甲標的を搭載し、艦尾から進水・発進させることが出来る特殊艦である(甲標的母艦)。だが太平洋戦争において本来の甲標的母艦として活躍する機会はなく、ミッドウェー作戦では魚雷艇部隊を輸送した。続いてガダルカナル島の戦いからキスカ島撤退作戦支援に至るまで、高速輸送艦として多くの輸送任務に従事した。 1943年(昭和18年)7月22日、ニュージョージア島の戦いに伴うブイン輸送作戦従事中に、ブーゲンビル島ショートランド泊地近海でアメリカ軍機の爆撃を受けて沈没した。
艦名の日進は、間断ない進歩・成長を意味する。 日本海軍の軍艦としては、明治初期の「日進」(オランダのギプス社建造)、 日露戦争に参加した春日型装甲巡洋艦2番艦「日進」(イタリアのアンサルド社建造)に続き、 甲標的母艦の本艦は3代目。
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性能諸元:
分類:水上機母艦 甲標的母艦
起工:1938年 就役:1942年 最終:1943年 ブーゲンビル島にて空襲により戦没
等級:単独型 1番艦
艦名:日進 成語 日に日に新たになり進歩することに因む
排水量:基準排水量:11,317トン 公試排水量:12,500トン 満載排水量:13,107トン
全長:198.5m 全幅:21.0m
兵装:
竣工時 | 最終時 |
50口径14cm連装砲x3 | 50口径14cm連装砲x3 |
25mm3連装機銃x8 | 25mm3連装機銃x8 |
甲標的x12(計画上) | 甲標的x12(計画上) |
搭載機(常用+補用):水上機12
同型艦:
なし
使用部品:
1/700 アオシマ製 日本海軍 特殊潜航艇母艦 日進 WL555
1/700 フライホーク製 日本海軍 14cm金属砲身 FH700198
フライホーク製 25mm連装機銃 三連装機銃 FH700068
レインボーモデル製 軽巡用クレーン Rb7043
フライホークモデル製 日本海軍手摺 FH700019
海魂製 サーチライト H083
フライホーク製 リギング FH100001
フライホーク製 弾薬筐 FH700011
海魂製 窓枠セット H036
海魂製 艦尾艦名板セット H111
他金属素材、プラスチックインジェクションパーツ等使用
塗料
C32 DARK GRAY (2) 50% + C62 FLAT WHITE 50% スケールとウォッシング考慮で明るめ設定
C39 DARK YELLOW 木甲板塗り分け添加色
C43 WOOD BROWN 木甲板塗り分け添加色
C44 TAN 木甲板塗り分けベース
C29 HULL RED
C33 FLAT BLACK
C42 RED BROWN リノリウムに使用(通常リノリウム色より推奨)
C62 FLAT WHITE 調色用
X-6 ORANGE 錆再現
X-7 RED 左舷舷灯と信号灯等
X-11 CHROME SILVER 探照灯レンズと無灯火信号灯
X-12 GOLD LEAF 菊花紋章
X-28 PARK GREEN 右舷舷灯と信号灯等
XF-1 FLAT BLACK ファンネルキャップレタッチ
XF-2 FLAT WHITE 碍子や添加色
XF-2 FLAT WHITE 80% + XF-57 BUFF 20% キャンバス地と絡車ホース
XF-52 FLAT EARTH 短艇防舷物
XF-53 NEUTRAL GRAY チッピングレタッチ
XF-56 METALLIC GRAY 絡車ワイヤーリールとアンカー及びチェーン
XF-64 RED BROWN 錆再現
模型作歴:
2017年9月21日 起工
2017年10月9日 竣工
らくがき帳:
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