軍艦(ぐんかん)八丈(はちじょう/はちぢゃう)は、1939年(昭和14年)8月から1941年(昭和16年)3月にかけて、日本海軍が佐世保海軍工廠で建造した海防艦。 竣工時は軍艦籍にあったが、1942年(昭和17年)7月の見直しで、海防艦(かいぼうかん)八丈(はちじょう)に名称変更、および類別変更された。 海防艦としては、占守型海防艦の3番艦である。
北方海域での警備を想定して開発された占守型海防艦4隻だったが、1番艦占守は竣工後より東南アジア方面で行動し、北洋方面には姉妹艦3隻(国後、八丈、石垣)が配備された。太平洋戦争における本艦は、津軽海峡や千島列島の防備や船団護衛など、おもに北東方面での作戦に従事した。1943年(昭和18年)2月20日には、アッツ島近海で護衛していた輸送船あかがね丸を米海軍水上艦艇に撃沈された。1945年(昭和20年)5月中旬、八丈は空襲により損傷。舞鶴港に回航され、損傷状態で終戦に至った。復員輸送には使用されずに解体された。
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性能諸元:
分類:海防艦
起工:1939年 就役:1941年 最終:残存
等級:占守型 3番艦
艦名:八丈 伊豆諸島八丈島に因む
排水量:基準排水量:860トン 公試排水量:1020トン
全長:78.0m 全幅:9.1m
兵装:
竣工時 | 最終時(推定) |
三年式45口径12センチ単装平射砲x3 | 三年式45口径12センチ単装平射砲x3 |
25mm連装機銃x2 | 25mm連装機銃x2 |
九四式爆雷投射機x1 | 九四式爆雷投射機x1 |
爆雷投下台x6 | 爆雷投下台x6 |
爆雷x18 | 爆雷x18 |
搭載機:なし
同型艦:
占守 | 国後 | 石垣
使用部品:
レインボー製 占守型 1940/1941 Rb7133
フライホーク製 新素材張り線 FH100001
海魂製 リギング (揚旗索) H025
レインボーモデル製 信号旗セット Rb7062
海魂製 木箱ドラム缶セット H106
塗料
MC219 BRASS
C32 DARK GRAY (2) 50% + C62 FLAT WHITE 50%
C41 RED BROWN
C44 TAN
C29 HULL RED
C33 FLAT BLACK
C62 FLAT WHITE
XF-2 FLAT WHITE 80% + XF-57 BUFF 20%
XF-2 FLAT WHITE
XF-1 FLAT BLACK
X-7 RED
X-28 PARK GREEN
XF-56 METALLIC GREY
模型作歴:
2018年3月23日 起工
2018年5月24日 竣工
らくがき帳:
作例写真