軍艦(ぐんかん)占守(しむしゅ)は、日本海軍が建造した海防艦。艦名は占守島に由来する。 竣工時は軍艦籍にあった。 だが1942年(昭和17年)7月の見直しで、海防艦(かいぼうかん)占守(しむしゅ)に名称変更、および類別変更された。 海防艦としては、占守型海防艦の1番艦である。 北方警備を目的として開発された艦級であるが、占守型4隻のうち本艦のみ太平洋戦争終盤まで東南アジア方面で活動した。
太平洋戦争開戦時の占守は南遣艦隊に所属して、マレー作戦や蘭印作戦における船団護衛任務に従事(南方作戦)。第一南遣艦隊へ改編後も、同艦隊に所属して船団護衛任務や対潜掃蕩任務に従事した。1944年10月下旬、南西方面艦隊の指揮下に入る。占守は11月上旬から中旬にかけて多号作戦に従事、生還した。 1945年(昭和20年)4月10日、第一〇四戦隊に編入され、北海道方面で行動。終戦後、復員輸送に従事した。1947年(昭和22年)にソビエト連邦へ引き渡された。
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性能諸元:
分類:海防艦
起工:1938年 就役:1940年 最終:残存
等級:占守型 1番艦
艦名:占守 千島列島占守島に因む
排水量:基準排水量:860トン 公試排水量:1020トン
全長:78.0m 全幅:9.1m
兵装:
竣工時 | 最終時(推定) |
三年式45口径12センチ単装平射砲x3 | 三年式45口径12センチ単装平射砲x3 |
25mm連装機銃x2 | 25mm連装機銃x2 |
九四式爆雷投射機x1 | 九四式爆雷投射機x1 |
爆雷投下台x6 | 爆雷投下台x6 |
爆雷x18 | 爆雷x18 |
搭載機:なし
同型艦:
国後 | 八丈 | 石垣
使用部品:
レインボー製 占守型 1940/1941 Rb7133
フライホーク製 新素材張り線 FH100001
海魂製 リギング (揚旗索) H025
レインボーモデル製 信号旗セット Rb7062
海魂製 木箱ドラム缶セット H106
塗料
MC219 BRASS
C32 DARK GRAY (2) 50% + C62 FLAT WHITE 50%
C41 RED BROWN
C44 TAN
C29 HULL RED
C33 FLAT BLACK
C62 FLAT WHITE
XF-2 FLAT WHITE 80% + XF-57 BUFF 20%
XF-2 FLAT WHITE
XF-1 FLAT BLACK
X-7 RED
X-28 PARK GREEN
XF-56 METALLIC GREY
模型作歴:
2018年3月31日 起工
2018年5月22日 竣工
らくがき帳:
作例写真