駆逐艦

1/700 日本海軍 駆逐艦 睦月


睦月(むつき)は、日本海軍の駆逐艦。睦月型駆逐艦の1番艦である艦名は陰暦で1月のこと。ネームシップの睦月が第二次ソロモン海戦で沈没すると、睦月型は卯月型駆逐艦と改定された。
日本駆逐艦としては初めて61cm魚雷を搭載した。
睦月型は峯風型や神風型の流れを汲む後継艦で、イギリス駆逐艦の模倣から脱却した峯風型のグループの最後の艦型。大正12年度艦艇補充計画で12隻が建造され、更に建造の予定であったが吹雪型駆逐艦(特型駆逐艦) に切り替わった。特型駆逐艦に対し、従来の艦型(睦月型、神風型、峯風型)は並型駆逐艦と呼称されたこともある。

GNU Free Documentation License.

性能諸元:
分類:駆逐艦
起工:1924年 就役:1926年 最終:1942年 (第二次ソロモン海戦B-17の空爆にて)
等級:睦月型 1番艦
艦名:睦月 旧暦1月の異称
排水量:基準排水量:1,315トン
全長:102.72m 全幅:9.16m
兵装:

竣工時
45口径三年式12cm単装砲x4
留式7.7mm機銃x2
61cm3連装魚雷発射管x2
九四式爆雷投射機x2
九五式爆雷x12

搭載機:なし
同型艦:
如月 | 弥生 | 卯月 | 皐月 | 水無月 | 文月 | 長月 | 菊月 | 三日月 | 望月 | 夕月

使用部品:
ピットロード製 弥生 SPW47
真鍮線
海魂製 12.7cm砲身 H037
レインボーモデル製 ファンネルキャップ 駆逐艦用 Rb7034
レインボーモデル製 前甲板アクセサリーセット Rb7094
フライホーク製 通風筒II FH700161
海魂製 通風筒ミニ H093
海魂製 窓枠 II H036
海魂製 絡車 H074
海魂製 探照灯 H083
ライオンロア製 火器管制セット R7035
レインボーモデル製 艦橋周り艤装品セット Rb7014
フライホーク製 日本海軍手すり ジャッキステー
FH700019

レインボーモデル製 スキッドビームセット I Rb7044
海魂製 水密ドア H052

塗料
MC219 BRASS
C32 DARK GRAY (2) 50% + C62 FLAT WHITE 50%
C41 RED BROWN
C44 TAN
C62 FLAT WHITE 90% + C35 IJN GRAY (MITSUBISHI) 10%
C29 HULL RED

模型作歴:
2017年11月15日 起工
久しぶりの平型駆逐艦です。睦月型の弥生を模型店で手に取って(睦月型は弥生しかなかったので)レジへ!
ランナー3枚、うち、1枚は使わないフルハル用ランナー、これにおまけ的に甲標的が1隻ついていました。
いつか使えそうなので、甲標的を確保!(笑)
主砲塔ですが、防水カバー(盾)部の後ろ側の肉を薄く肉削ぎして、前の四角い窓板もホリを浅くカットしてやります。
砲身は12cm砲の砲身に比較的長さの近い12.7cm砲砲身を使用します。12cm砲は根元が急に段差なく太くなってます。
対して、12.7cm砲は段差なく均一に太くなってますので形状は違いますが(;´・ω・)
砲身の根元からカットして0.3mmピンバイスで開口、そこに金属砲身を植えていきます。長さは丁度ぴったりです。
防水カバー(盾)にセットし都合4基作りました。
煙突は中央部をくりぬき、ファンネルカバーをエッチングで再現しました。ここではジャッキステーは事故防止のため取り付けません。
船体は、舷窓開口0.4mm、鋼板継ぎ目は20mm間隔任意、シェルター後2段、艦首3段、アンカーホール甲板上、両舷開口、パテ修正、やすり修正を行いました。
巨大な穴(笑)が開いているので、ボートダビット設置位置の穴は、敢えて、プラキットのボートダビットを接着剤で溶かして設置>カットして余った部分を溶かしつつ穴を塞ぎ、固着後、ナイフとやすりで整えました。
艦首からの作業は、アンカーは肉付き、シャープさとも十分なのでキットの物を加工使用、チェーンはエッチング代用です。
エッチングのチェーンは平らなので、敢えてリングごとにクロスさせ立体感を持たせました。
キャプスタンはのっぺりなので、フライホークの通風筒頂部のボルトがモールドされたエッチングを流用しました。
絡車、通風筒は前から順繰りに置き換えして行きますが、リノリウムに絡む部分は別塗り後、設置します。
艦橋は、えくぼが大穴開けてるので、溶きパテはヒケるので、ポリパテを使用して穴埋めします。
艦橋は頂部の測距儀以外省略されているので、30cm探照灯、双眼鏡の設置、ブルワークの底上げを行い手すりを設置します。
魚雷発射管はレジン製の物がないので、キットに窓、ジャッキステーなどを取り付けディテールアップを行いました。
リノリウム押さえは1/350でも0.1ミリ強1/700なら再現しなくてもいいんですが、模型的にいいアクセントになることは間違いなし。いつもの真鍮を甲板にまず吹いて、レッドブラウン(リノリウムの色)でコート。既出ですが、リノリウム色は市販のものは間違いというか、実際に乗艦してた方の話では汚れなどでこげ茶色から黒っぽい色をしていたとか。
その話を聞いてからは、専ら、C41レッドブラウンです。
実際は好みなんですけどね(笑)。
昔の模型はリノリウム色はC41指定だったのになぜリノリウム色指定が増えたのかなぁ?時代の潮流ですかね。「新しいものは考証に裏打ちされた正義」といわんばかりに。
船体は、艦底色を吹き、艦底部、リノリウム部をマスク後、一旦、軍艦色で塗装します。
中央構造物は、指示通りに都度迷彩で塗装します。

2017年11月17日 竣工

らくがき帳:

作例写真

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