夕凪(ゆうなぎ / ゆふなぎ)は、大日本帝国海軍の駆逐艦。神風型(2代目)の9番艦である。 建造時の艦名は第十七号駆逐艦。この名を持つ日本海軍の艦船としては神風型駆逐艦 (初代)「夕凪」に続いて2隻目。
八八艦隊計画で建造された神風型駆逐艦の最終艦。太平洋戦争時は旧式化しており、緒戦時は第四艦隊の指揮下にあった。1942年(昭和17年)8月上旬の第一次ソロモン海戦では第八艦隊各艦と共にガダルカナル島に突入して米艦隊との夜間水上戦闘に参加。1943年(昭和18年)6月以降、戦局が悪化する中で最前線での強行輸送任務(鼠輸送)に従事し、ソロモン諸島における数々の海戦に参加した(コロンバンガラ島沖海戦、第二次ベララベラ海戦、ブーゲンビル島沖海戦等)。1944年(昭和19年)3月以降は船団護衛に従事し、マリアナ沖海戦に参加。ヒ71船団を護衛した後の8月下旬、米潜水艦の雷撃で沈没した。
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性能諸元:
分類:駆逐艦
クラス:一等駆逐艦
艦番:-
起工:1923年起工 竣工:1925年竣工
型式:神風型 艦番:9番艦
艦名:夕凪 2代夕凪 初代:神風型(初代)駆逐艦14番艦
由来:気象 夕方、海岸部で風が止むこと
諸元:基準排水量:1,270トン 満載排水量:-トン 公試排水量:1,400トン
全長:102.57m 全幅:9.16m
兵装:
竣工時 | 最終時 |
45口径三年式12cm砲x4 | 45口径三年式12cm砲x2 |
一〇年式53cm連装魚雷発射管x3 | 一〇年式53cm連装魚雷発射管x2 |
留式7.7mm機銃x2 | 撤去 |
– | 96式25ミリ単装機銃x7 |
– | 25mm連装機銃x4 |
爆雷x18 | 爆雷x18 |
搭載機:なし
信号符字 Juliet – Xray – Victor – Alpha
補足情報:
同型艦:
神風2 (かみかぜ) 1922年竣工 (三菱長崎) 残存。擱座放棄後解体。
朝風2 (あさかぜ) 1923年竣工 (三菱長崎) 1944年ルソン島沖で雷撃にて戦没。
春風2 (はるかぜ) 1923年竣工 (舞鶴) 残存。竹野港防波堤となる。
松風2 (まつかぜ) 1924年竣工 (舞鶴) 1944年父島付近で雷撃にて戦没。
旗風 (はたかぜ) 1924年竣工 (舞鶴) 1945年台湾で空襲にて戦没。
追風2 (おいて) 1925年竣工 (浦賀) 1944年トラック島近海で空襲にて戦没。
疾風2 (はやて) 1925年竣工 (石川島) 1941年ウェーク島で地上砲撃にて戦没。
朝凪 (あさなぎ) 1924年竣工 (藤永田) 1944年父島付近で雷撃にて戦没。
夕凪2 (ゆうなぎ) 1925年竣工 (佐世保) 1944年ルソン島沖で雷撃にて戦没。
考証:
–
別仕様:
–
使用部品:
ピットロード製 夕凪
各社エッチング、金属素材、プラスチックインジェクションパーツ等使用
製品所在:
2016年7月4日 軍艦堂にて起工
2016年7月10日 軍艦堂にて竣工
2016年 月 日 様所蔵
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あとがき:
タミヤ製の島風はダイキャスト製艦底で特別な存在でしたが、他社からの発売がないままのため、1970年代からのクオリティーでの製作が必須条件でした。その加工には苦難と高等技術を伴ったことが懐かしいいい思い出です。このピットロード製キットは新艦船装備キットに匹敵するモールドで、その数日間の作業に匹敵するディテールをその存在だけで凌駕するものです。手が抜けるのではなく、更に手を加えることができる楽しみ..いい時代です。
編集 鴣囃子裕二@軍艦堂 トップへ
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