ホルテン Ho229 Go229は、第二次世界大戦後期、ナチス・ドイツにてホルテン兄弟が開発した全翼型戦闘爆撃機である。
ジェットエンジンを装備しステルス性も備え当時としては先進的な機体であった。
テストフライト自体の結果は良好であり、高性能を喜んだ空軍はHo229として制式化した。量産能力を持たないホルテン兄弟の代りにゴータ社とクレム社に量産を発注した。高性能機として軍当局の期待は高く、複座型や夜間戦闘機型といった多様な派生型が計画、製作された。
本機は鋼管のフレームに接着剤でベニヤ板を組み付けるといった簡易な構造で製造が容易であり、またアルミニウムといった戦略物資を多用しないように配慮されていた。
塗料には炭素粉を使用するなど、世界初のレーダーステルス機といえる。
派生型はV3からV6まで各地で製作途中であったが、結局ドイツは敗戦し製作も打ち切られた。
一番完成度が高かったV3はフリードリヒシュローダ(Friedrichsroda)にあったゴータ社工場で侵攻してきたパットン将軍指揮下のアメリカ陸軍第3軍に捕獲された。
現在はアメリカ国立航空宇宙博物館のP.E.ガーバー施設にて保管されている。
この機体の後尾部に書かれている鉤十字は捕獲時の記録写真にはなく、戦後にアメリカ側が記入したものである。
ホルテン兄弟の作成した他のほとんどの機体には鉤十字は垂直尾翼に書かれていた。
2009年にナショナル・ジオグラフィックは本機を復元する特別番組を制作。ノースロップ・グラマンの協力により本機の設計図を元にレプリカを作製してステルス性を検証し、当時のイギリス軍レーダー網に対する十分なステルス性を確認した。なお、このレプリカはサンディエゴの航空博物館に寄贈されている。
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性能諸元:
分類:戦闘爆撃機
クラス:戦闘爆撃機
機体略号:-
運用開始:-
名称:Go229
型式:-
製造:Horten
全長:7.47m 全幅:16.76m 全高:2.81m 自重:4,600kg
兵装:
機首 | – |
翼内 | 30mmMK 108機関砲×2 |
後方旋回 | – |
側方旋回 | – |
胴体 | – |
翼下 | 500kg爆弾x2(各翼1)、55mm R4M |
乗員:1名
エンジン:ユンカース Jumo 004B-1 ターボジェットエンジン推力900kg ×2
最高速度:977km/h
航続距離:1,300km
上昇限度:16,000m
コードネーム:-
補足情報:
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系列機:
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考証:
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使用部品:
ドイツレベル製 Go229
製作記: 最新更新へ
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製品所在:
2012年9月製作開始。
2012年9月12日完成。
2013年8月14日ホームページリニューアル
あとがき:
あのB2の参考になったとか、ならないとか・・
編集 鴣囃子裕二@軍艦堂 トップへ
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