ポートランド (USS Portland, CA-33) は、アメリカ海軍の重巡洋艦。ポートランド級重巡洋艦の1番艦。艦名はメイン州ポートランドに因む。
1930年2月17日にマサチューセッツ州クインシーのベスレヘム・スチールで起工し、1932年5月21日にラルフ・D・ブルックス夫人によって進水、1933年2月23日に艦長H・F・リアリー大佐の指揮下就役した。
1942年5月まで西海岸、ハワイ、フィジーで作戦活動を行う。
ポートランドはトーマス・C・キンケイド少将率いる攻撃部隊に所属し、日本軍が5月4日から8日にかけて行ったポートモレスビー攻略に伴う珊瑚海海戦に参加した。
8月7日から9日にはソロモン諸島のガダルカナル島、ツラギ島に上陸する海兵隊の支援を行う。その後同海域に留まり連合軍の補給線の防衛任務に従事した。
8月23日から25日にかけて行われた第二次ソロモン海戦では、連合軍は日本軍のガダルカナル島への増援を阻止することに成功した。その後ポートランドは一旦引き返し、部隊に再合流するため軽巡洋艦ジュノー (USS Juneau, CL-52) を伴って南太平洋に向かった。
10月26日、27日の南太平洋海戦においてポートランドは空母エンタープライズ (USS Enterprise, CV-6) の護衛を担当した。2週間後、第三次ソロモン海戦に参加する。
1943年南部カリフォルニア水域で運用訓練を行った後、ポートランドは5月後半にアリューシャン列島に向けて出航し、6月11日に到着、7月26日にキスカ島に向けて砲撃を開始する。8月17日に小キスカ島への偵察上陸部隊に対する支援射撃を行った後戦場を離脱し、9月23日に真珠湾に到着、10月初めにサンフランシスコに帰還する。
その後10月半ばに再び真珠湾に到着した。
1943年11月から1944年2月までポートランドはギルバート・マーシャル諸島の戦いに参加した。
1944年10月24日から25日にかけて行われたレイテ沖海戦は太平洋戦争における最大規模の海戦となった。
ポートランドは1946年7月12日にフィラデルフィアで退役し、1959年3月1日に除籍された。
1959年10月6日にニューヨークのユニオン・ミネラルズ・アンド・アロイ社に売却され、1961年から62年にかけてフロリダ州パナマシティのウェインライト造船所で解体された。
ポートランドは第二次世界大戦の戦功で16個の従軍星章を受章した。
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性能諸元:
分類:重巡洋艦
クラス:重巡洋艦
艦番:CA-33
起工:1930年起工 竣工:1933年竣工
型式:ポートランド級 艦番:1番艦
艦名:ポートランド
由来:地名 メーン州ポートランドに因む。
諸元:基準排水量:9,950トン 満載排水量:トン 公試排水量:トン
全長:186m 全幅:20.1m
兵装:
竣工時 | レイテ沖海戦時 |
8インチ3連主砲塔×3 | 8インチ3連主砲塔×3 |
5インチ砲×8 | 5インチ砲×8 |
50口径機銃×8 | 50口径機銃×8 |
– | ボフォース4連装高角砲×4 |
– | ボフォース連装高角砲×4 |
搭載機:なし
信号符字 November – Alpha – Charlie – Bravo
補足情報:
–
同型船:
ポートランド (Portland CA-33) 1933年竣工 (ベスレヘムスチール) 残存 1946年退役 その後解体。
インディアナポリス (Indianapolis CA-35) 1932年竣工(ニューヨーク造船所)1945年フィリピン海にて雷撃により戦没。
考証:
–
別仕様:
–
使用部品:
ニコモデル製 重巡洋艦 ポートランド
他レジン、エッチングパーツ、金属部品、紙部品
製品所在:
2013年2月21日 軍艦堂第六渠にて起工
2013年3月28日 軍艦堂第六渠にて竣工
東海地方在住のコレクター様所蔵
あとがき:
–
編集 鴣囃子裕二@軍艦堂 トップへ
COMPLETE PICTURES
■こんばんわ、jeffです。
マスキングなしで舷側と甲板の一部を塗り分けていらっしゃるスプレー・ワークに脱帽です。
私が吹いたら絶対に干渉しちゃいます。
それと左舷の塗り分けのマスキングの手際さ。私だと小さいのをチマチマ貼って、時間が掛かってしまいます。
スプレーとマスキングで目からうろこでした。
ご質問させていただきます。
【1】スプレーは0.2mmの細吹きの出来るものでしょうか?
【2】コンプレッサーはどちらのものをご使用でしょうか?
以上、よろしくお願いいたします。
jeff■
jeffさんこんにちは。
舷側も甲板もマスキングを行って吹いてますよ。
1/35程度のスケールなら問題ないかもですが、やはり、1/700ともなると、際はシャープに仕上げないとなので(笑)
マスキングは避けられません。
ちなみに、ハンドピースは0.2、0.3、0.4mmの物を持っています。
なんか、女の子がネイルアートにも使うやつだとか(;´∀`)
AITEX BEAUTI 4 ワインレッドボディー(笑)アルミ製で軽いです。それと、クレオスの物とタミヤの物を
クレオスのコンプレッサーに、ドレイン分岐で2分岐、その片方にさらにドレン分岐で2本計3本接続して使用しています。
コンプレッサーにも因るかもしれませんが、同時に使いませんから圧は問題ないですね。
それ以上に便利です(特に迷彩には絶大)。
偉そうに0.2/0.3/0.4mmのニードルを持ってると言っておきながら、今の今まで一度足りとも0.2mmからニードルを交換したことはありません
ええ、クレオスとタミヤが居ますから(笑)
↑
面倒くさいだけだろ(#゚Д゚)
こんばんわ、jeffです。
最高に楽しいご解答ありがとう御座いました!
すごく嬉しいです。
>舷側も甲板もマスキングを行って吹いてますよ。
良かった……安心しました。
>際はシャープに仕上げないとなので(笑)
マスキングは避けられません。
ハイ。シャープに仕上げるって感覚を学習しました。
>ちなみに、ハンドピースは0.2、0.3、0.4mmの物を持っています。
了解です。やはり0.2mmは必要かと思います。
>クレオスのコンプレッサーに、ドレイン分岐で2分岐、その片方にさらにドレン分岐で2本計3本接続して使用しています。
了解です。
>ええ、クレオスとタミヤが居ますから(笑)
クレオスとタミヤは、私も大好きなメーカーです。
またお伺いです。よろしくお願いいたします。↓
【1】クレオスのコンプは「217」でしょうか?それとも「317」でしょうか?
【2】球磨などで真鍮線を使用してマストを作られていらっしゃるご様子ですが、真鍮線をクロスしての接続には半田使用でしょうか?それとも瞬着でしょうか?
以上2点よろしくお願いいたします。
jeff様こんにちは
相当にご回答が遅くなりました。(;´∀`)
コンプレッサーは数台(L5,L7,プチコン,プチコンキュート、タミヤ製)ありますが、
常用はプチコンです。なぜ?っていわれますが(笑)
プチコンが最高でした。(力の中途半端さ加減、静粛性、スペースの遠慮深さ)
プチコンキュートはあまりの非力さに、小スケールモデラーに無期限レンタル中です。
上位2種は非常時のみ出てきます(笑)
真鍮線はマストに使用しますが、よく既述していますが、衝撃には非常にもろいので、可能な限り、軸の基部はプラキットを使用しています。上部はクロス部分に耐衝撃性に優れたゼリー状の瞬間接着剤を用い、接着します、硬化後、再度、耐衝撃性のあるhttp://www.jeffersonlits.com/category/select/cid/368/pid/9842接着剤を交差部分に軽く流し、余分をティッシュで吸い取り、WAVE硬化スプレーhttp://www.jeffersonlits.com/category/select/cid/368/pid/10106で硬化させます。
ちなみに、半田の場合は、接着部分にフラックスを塗布して、アクセサリー用の半田を使用しますが、前述の方が、強度も、見た目も綺麗に仕上がるので、半田は必要ないかと思います。
余談ですが、張り線を行うと、相互に衝撃を逃がし、ほぼ、破損に匹敵する衝撃が来ても耐えるほどとなります。
こんばんわ、jeffです。
>プチコンが最高でした。(力の中途半端さ加減、静粛性、スペースの遠慮深さ)
駄目なのかと思って先日売っちゃいました。(汗)
>軸の基部はプラキットを使用しています。
最高に勉強になりました!
基部はプラ、上層は真鍮線ですねっ!!
了解です。
>WAVE硬化スプレーで硬化させます。
タミヤの硬化促進剤を後から塗るんじゃ駄目でしょうか?
>半田は必要ないかと思います。
最高に勉強になります!
半田は苦手なので出来るだけ使いたありませんでした。
これで安心しました。
>余談ですが、張り線を行うと、相互に衝撃を逃がし、ほぼ、破損に匹敵する衝撃が来ても耐えるほどとなります。
そうなんですか!!
って、ちょうど(笑)張り線を艦橋前部だけ行った【睦月】を昨日デスクから落下させてしまいました。(笑)
がっ!張り線自体が少々外れただけで、他は壊れていませんでした。
なるほどです。