水上機母艦 潜水母艦

IJN AV Nisshin

KIT : 1/700 AOSHIMA S.P. SUBMARINE CARRIER NISSHIN WL555


日進
日進(にっしん)は、日本海軍の水上機母艦(甲標的母艦)。 同型艦は無いが、日進型という表現も使われた。
太平洋戦争開戦直後の1942年(昭和17年)2月末に完成した日本海軍の水上機母艦。水上機の運用も可能だが、「日進」は艦内に特殊潜航艇甲標的を搭載し、艦尾から進水・発進させることが出来る特殊艦である(甲標的母艦)。だが太平洋戦争において本来の甲標的母艦として活躍する機会はなく、ミッドウェー作戦では魚雷艇部隊を輸送した。続いてガダルカナル島の戦いからキスカ島撤退作戦支援に至るまで、高速輸送艦として多くの輸送任務に従事した。
1943年(昭和18年)7月22日、ニュージョージア島の戦いに伴うブイン輸送作戦従事中に、ブーゲンビル島ショートランド泊地近海でアメリカ軍機の爆撃を受けて沈没した。
艦名の日進は、間断ない進歩・成長を意味する。
日本海軍の軍艦としては、明治初期の「日進」(オランダのギプス社建造)、 日露戦争に参加した春日型装甲巡洋艦2番艦「日進」(イタリアのアンサルド社建造)に続き、甲標的母艦の本艦は3代目。
1937年(昭和12年)11月15日の計画が決定した技術会議では既に水上機母艦とすることに決まっていた。ただ、制式に類別を水上機母艦としたのは起工後だった。最終的に水上機母艦兼『甲標的母艦』として竣工した。
艦型はだいたい瑞穂型と同じ、船体主要寸法は千歳型、瑞穂型より長さ、幅共に若干大きく、バルジは設けられなかった。また艦尾水線部にナックルを付けて旋回性能の向上をねらった。復元性能を考慮し250トンの固定バラストを搭載、軽荷状態ではGM値が不足するので800トンの海水を補填する必要があった。 機関は、千歳型が採用していたタービンとディーゼルエンジン併用をやめ、瑞穂型と同じように主機をディーゼル機関のみとし、日本海軍の大型ディーゼル搭載艦としては初めての成功だった。
日進型は当初、機雷700個を搭載可能な大型敷設艦として計画された。敷設艦は駆逐艦や仮装巡洋艦との交戦も想定するため、先行3隻(千歳、千代田、瑞穂)の12.7cm高角砲ではなく、50口径三年式14cm砲連装砲を三基、最上型巡洋艦と同じような並び方で配置している。25mm機銃は3連装4基をクレーン支柱兼排気筒の上に装備、後述のする通り前部カタパルトは搭載せず、その基台附近に4基を増設した。
水上機母艦としてカタパルト(射出機)4基を計画していたが、兼甲標的母艦としての竣工時は2基に減らしていた。また当時の標準的な射出機である呉式2号5型ではなく1式2号11型が装備された。これは特殊水偵の搭載を予定していたためである。また搭載機種の変更によりリフトも千歳型(九四式水偵、九五式水偵を搭載)より若干大きくなった。
日進は建造途中に水上機母艦から甲標的母艦へ変更された。
アメリカ軍側の記録によれば、ガダルカナル島ヘンダーソン飛行場基地よりF4Fワイルドキャットなど合計134機が発進し、日進隊を攻撃したという。
零戦16機ではアメリカ軍機の大編隊を防ぐことができず、「日進」に複数の爆弾が命中する(直撃弾6発記録、至近弾多数)。
大火災となり、沈没していった。アメリカ軍記録南緯6度35分 東経156度10分。 駆逐艦3隻(萩風、嵐、磯風)は日進生存者の救出にあたるが、ふたたびアメリカ軍の大型爆撃機が襲来したため救助作業は中止され、本来の目的であるブインへの輸送作戦を遂行した。その後、日進の沈没地点に戻り救助を行うが、アメリカ軍機の襲来により断念する。
沈没により、伊藤大佐(日進艦長)や高須主計長[256]を含む同艦乗組員479名、便乗していた第七戦隊整備員35名、陸軍兵約570名が戦死、搭載していた八九式中戦車22輌、積載していた重砲と速射砲、車輌20輌や弾薬、通信機器や燃料等すべてを喪失した。
生存者は海軍兵92名、陸軍兵81名。
高速大型輸送艦「日進」の沈没は、1943年(昭和18年)3月初頭ニューギニア島ラエに向かう増援部隊がダンピール海峡で全滅したビスマルク海海戦の再現になってしまった。
「日進」の沈没、「千歳」と「千代田」の航空母艦改造により、甲標的母艦は皆無となった。これ以降の甲標的は局地戦で運用されるようになり、やがて局地戦に最適化した甲標的丁型(特殊潜航艇蛟龍)に発展した。

Wikiより GFDL上の著作権表示
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SPECIFICATIONS :
TYPE : SEAPLANE CARRIER, SEAPLANE TENDER, SPECIAL PURPOSE SUBMARINE CARRIER
COMMISSINED : 1942 FATE : 1943 SUNK BY AIR RAID
CLASS : NISSHIN CLASS
NAME : NISSHIN (WORD)
DISPLACEMENT : STANDARD 11,317t, TEST 12,500t, FULL LOAD 13,107t
LENGTH : 198.5m BEAM : 21m
ARMAMENT : LAUNCHED

PRIMARY GUN3×14cm Twin Gun
SECONDARY GUN
AA GUN
AA MG8×25mm Triple MG
MG
ROCKET LAUNCHER
TORPEDO
DEPTH CHARGE
OTHERS

AIRCRAFT : 12×SEAPLANE

ADDITIONAL

LIST OF SHIPS:

PARTS LIST:
1/700 アオシマ製 特殊潜航艇搭載母艦 日進 WL555
1/700 各社エッチング端材 (カタパルト, クレーン)
1/700 軍艦堂 二式爆雷 GK70011
1/700 軍艦堂 絡車ホース GK70012
1/700 軍艦堂 木材 (平型) GK70013
1/700 軍艦堂 舷灯III GK70017
張り線 FH100001
真鍮線 0.2mm, 0.3mm, 0.5mm
銅線 0.3mm

SPECIAL COLOR:
CREOS C32+C62 50%-50% : ウェザリング、下地ブラック考慮のため、1:1で混色
CREOS C41 : Replace SC06リノリウム塗装部分に使用 (リノリウム色は明るすぎるため)

TIME LINE:
2017年10月09日 完成
REF.#X-000-000

POSTSCRIPT:

編集 鴣囃子裕二@軍艦堂 トップへ

1943

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