KIT : 1/700 COMBRIG HMS NEPTUNE 70627
ネプチューン
ネプチューン(HMS Neptune) は、イギリス海軍が第一次世界大戦前に建造した弩級戦艦で同型艦はない。
イギリス海軍はドイツが多数の弩級戦艦の建造を行わないとの見通しから1908年度計画の戦艦建造は1隻にとどめられた。それが本艦である。本艦の特色として主砲塔配置の変更がある。「ドレッドノート」から前級までは連装砲塔5基10門の30.5cm(12インチ)砲のうち、1・4・5番主砲塔を艦の中心線上に置き、2・3番主砲塔を上部構造物を間に挟み左右対称に配置していた。この形式は主砲10門のうち片舷に8門しか指向できず、主砲門数の指向に無駄があるために本艦に於いて大幅な武装配置の変更が図られた。 その後ドイツの大量建艦計画が明らかになったため、翌1909年計画で本艦の改良型であるコロッサス級戦艦2隻が追加建造された。
本艦でイギリス戦艦では初の試みとして2・3番主砲塔の位置を前後にずらして梯形配置とし、上部構造物による射界の制限は有るが両舷への全門斉射を可能とした。このため、船体長が伸びて建造費の増加を及ぼす恐れがあったため、既存の戦艦では後部甲板上に直に並べられていた4番・5番主砲塔を、イギリス戦艦初の背負い式配置とする事でスペースの削減を行ったために最終的に全長の増加は15m程度に抑える事ができた。
本艦の船体形状は高い乾舷を持つ短船首楼型船体であり、外洋での凌波性は良好であった。艦首から前向きに連装タイプの1番主砲塔1基を配置し、そこから甲板よりも一段高められた上部構造物の上に艦橋構造が配置される。艦橋は下部に司令塔を持つ箱型に簡略化されており、この背後に頂上部に見張り所を持つ三脚型の前部マストと1番煙突が立つ。
前級と異なる点は1番煙突の背後で船首楼が終了し、そこから1段分下がって中甲板上に立つ2番煙突を斜めに挟み込むように左舷側前方に2番主砲塔が1基、右舷側後方に3番主砲塔が1基配置され、その後方に三脚型の後部マストが立つ。甲板上に主砲塔を配置したために、艦載艇は1番煙突の後方から2番煙突を経由して後部マストまで続く「空中甲板(フライング・デッキ)」を設けて艦載艇を配置し、2番煙突を基部として片舷1基ずつクレーンを配置して運用された。 フライング・デッキは2番・3番主砲の片舷斉射に耐えうるように強固に作られたが、爆風で艦載艇が主砲塔上に転落して旋回を阻害する恐れがあったので第一次世界大戦中に1番・2番煙突間の部分を撤去された。
竣工以来本国艦隊に所属し、第一次世界大戦のユトランド沖海戦に参加してドイツのデアフリンガー級巡洋戦艦「リュッツオウ」と砲火を交えている。1919年に予備艦となり、1921年に除籍された。
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SPECIFICATIONS :
TYPE : BATTLESHIP
COMMISSINED : 1911 FATE : 1921 RETIRE
CLASS : NO CLASS
NAME : NEPTUNE GOD NAME
DISPLACEMENT : STANDARD 19,680t, TEST -t, FULL LOAD 22,726t
LENGTH : 166.4m BEAM : 25.9m
ARMAMENT :
PRIMARY GUN | 5×30.5cm Twin Gun |
SECONDARY GUN | – |
AA GUN | – |
AA MG | – |
MG | – |
ROCKET LAUNCHER | – |
TORPEDO | 3×45.7cm Torpedo Tube (Under Water Line) |
DEPTH CHARGE | – |
OTHERS | 16×10.2cm Gun 10×7.62cm Gun |
AIRCRAFT : N/A
補足情報:
–
同型艦:
–
使用部品:
1/700 コンブリッグ製 ネプチューン 70627
1/700 各社汎用エッチング部品 (フックなど端材)
真鍮線 0.2mm, 0.3mm, 0.5mm
銅線 0.3mm
特色:
船体色 C338 ライトグレー FS36495 本国艦隊はC333 ですが、お客様ご要望で使用
艦底色 C33 つや消しブラック 喫水部分 0.7mm幅
製作年月:
2020年9月 製作
あとがき:
–
編集 鴣囃子裕二@軍艦堂 トップへ
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