軍艦(ぐんかん)石垣(いしがき)は、日本海軍が1939年(昭和14年)8月から1941年(昭和16年)2月にかけて建造した海防艦。 竣工時は軍艦籍にあったが、 1942年(昭和17年)7月の見直しで、海防艦(かいぼうかん)石垣(いしがき)に名称変更、および類別変更された。 海防艦としては、占守型海防艦の4番艦である。 就役してから撃沈されるまでの大部分の期間、北東方面海域(大湊以北)で行動した。1943年(昭和18年)10月上旬、米潜水艦S-44を撃沈する戦果を挙げた。
1944年(昭和19年)1月中旬から2月下旬、石垣は臨時に第二海上護衛隊に編入され、内地~トラック泊地の護衛任務に従事。3月上旬、北東方面に戻る。引き続き千島列島での海上交通保護任務に従事した。 5月31日、石垣は米潜水艦ヘリングの雷撃により松輪島で沈没。占守型唯一の戦没艦となった。なお石垣を撃沈したヘリングも、松輪島陸上砲台の反撃により同島で沈没した。
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性能諸元:
分類:海防艦
起工:1939年 就役:1941年 最終:1944年 松輪島沖にて雷撃により戦没
等級:占守型 4番艦
艦名:石垣 沖縄県石垣島に因む
排水量:基準排水量:860トン
全長:77.72m 全幅:9.1m
兵装:
竣工時 | 最終時(推定) |
三年式45口径12センチ単装平射砲x3 | 三年式45口径12センチ単装平射砲x3 |
25mm連装機銃x2 | 25mm連装機銃x2 |
九四式爆雷投射機x1 | 九四式爆雷投射機x1 |
爆雷投下台x6 | 爆雷投下台x6 |
爆雷x18 | 爆雷x18 |
搭載機:なし
同型艦:
占守 | 国後 | 八丈
使用部品:
レインボー製 占守型 1940/1941 Rb7133
フライホーク製 新素材張り線 FH100001
海魂製 リギング (揚旗索) H025
レインボーモデル製 信号旗セット Rb7062
海魂製 木箱ドラム缶セット H106
塗料
MC219 BRASS
C32 DARK GRAY (2) 50% + C62 FLAT WHITE 50%
C41 RED BROWN
C44 TAN
C29 HULL RED
C33 FLAT BLACK
C62 FLAT WHITE
XF-2 FLAT WHITE 80% + XF-57 BUFF 20%
XF-2 FLAT WHITE
XF-1 FLAT BLACK
X-7 RED
X-28 PARK GREEN
XF-56 METALLIC GREY
模型作歴:
2018年3月31日 起工
今回は高波の製作です。3か月の短命ながら、名前を目にする機会も多い夕雲型6番艦です。
当然、竣工から、対空兵装強化を待たず戦没しているので、再現は初期型の夕雲型での再現になります。
艦尾は水圧と手動の爆雷投下台6基形状、前檣は三本柱の初期型、22号未搭載、後檣変則三脚柱は当然ながら、13号未搭載で製作していきます。
2018年-月-日 竣工
らくがき帳:
作例写真