夕雲(ゆうぐも/ゆふぐも)は、日本海軍の駆逐艦。夕雲型駆逐艦(一等駆逐艦夕雲型)の1番艦である。日本海軍が舞鶴海軍工廠で1940年(昭和15年)6月から1941年(昭和16年)12月5日にかけて建造した駆逐艦。
太平洋戦争開戦時の本艦は警備駆逐艦として横須賀鎮守府部隊に所属し、哨戒・警備任務に従事する。
1942年南雲機動部隊に所属して5月下旬から6月上旬のミッドウェー作戦に参加。
第三艦隊編成後も、第10駆逐隊は機動部隊に所属して第二次ソロモン海戦や南太平洋海戦(機動部隊前衛)に従事した。
その後は第三次ソロモン海戦、東部ニューギニアへの輸送作戦、ガダルカナル島撤退作戦(ケ号作戦)、キスカ島撤退作戦に従事した。
1943年9月には再びソロモン諸島に進出、ベララベラ島撤退作戦に参加中、米軍駆逐艦と夜間水上戦闘になる(第二次ベララベラ海戦)。この戦闘で「夕雲」は撃沈された。
艦名は海上自衛隊のやまぐも型護衛艦6番艦「ゆうぐも」に引き継がれた。
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性能諸元:
分類:駆逐艦
起工:1940年 就役:1941年 最終:1943年 ベララベラ島沖にて艦砲雷撃により戦没
等級:夕雲型 1番艦
艦名:夕雲 夕方に立つ雲
排水量:基準排水量:2,077トン
全長:119.3m 全幅:10.8m
兵装:
竣工時 | 最終時(推定) |
50口径12.7cm連装砲x3 | 50口径12.7cm連装砲x3 |
25mm連装機銃x2 | 25mm連装機銃x2 |
61cm4連装魚雷発射管x2 | 61cm4連装魚雷発射管x2 |
爆雷x18~36 | 爆雷x18~36 |
搭載機:なし
同型艦:
巻雲 | 風雲 | 長波 | 巻波 | 高波 | 大波 | 清波 | 玉波 | 涼波 | 藤波 | 早波 | 浜波 | 沖波 | 岸波 | 朝霜 | 早霜 | 秋霜 | 清霜
使用部品:
ハセガワ製 夕雲 461
真鍮線
ニッケルチタン線
0.5mm金属パイプ
フライホーク製 新素材張り線 FH100001
海魂製 リギング (揚旗索) H025
レインボーモデル製 信号旗セット Rb7062
海魂製 木箱ドラム缶セット H106
海魂製 艦名板 H111
海魂製 横桁、プロペラガード H055
海魂製 窓枠 H036
海魂製 陽炎型ディテールアップセット HH700001 準同型艦一部流用
海魂製 電探セット H015
塗料
MC219 BRASS
C32 DARK GRAY (2) 50% + C62 FLAT WHITE 50%
C41 RED BROWN
C44 TAN
C29 HULL RED
C33 FLAT BLACK
C62 FLAT WHITE
XF-2 FLAT WHITE 80% + XF-57 BUFF 20%
XF-2 FLAT WHITE
XF-1 FLAT BLACK
X-7 RED
X-28 PARK GREEN
XF-56 METALLIC GREY
らくがき帳:
太平洋戦争開始前に竣工した最後の日本駆逐艦
作例写真