給糧艦 輸送艦

1/700 給糧艦 伊良湖 1941

伊良湖(いらこ)は、日本海軍の特務艦(運送艦)。
海軍では艦隊随伴能力を持つ給糧艦が間宮1隻のみであることに危惧を抱いており、長らく新しい給糧艦が要望されていたが、昭和13年(1938年)度のマル3計画の追加分としてようやく建造が決定した。 詳細設計は川崎造船所に任され、建造も神戸にある同社の艦船工場で行われた。
資料によっては間宮の同型艦としているものがあるが、誤りである。艦型は三島型の商船構造である。
食料補給は獣肉約19日分、魚肉約17.8日分、野菜約18.8日分、新漬物などが搭載可能であり、それら専用の冷蔵庫を装備、その他に貯糧庫や味噌庫、旧漬物庫などが設置された。 また現地で調達した食料を冷凍するための冷凍庫や製氷設備も設置された。 艦内の工場は、酒保で販売する菓子や清涼飲料の生産設備があり、生パン及パン菓子、餅菓子及焼饅頭、最中及羊羹、飴、ラムネ及アイスクリームの製造室があり、更に豆腐及蒟蒻製造室、新漬物製造室もあった。
その他に洗濯設備として1日に夏服400着を処理できる洗濯室、火熨斗(ひのし)室も設けられた。
兵装として高角砲は12cm高角砲2門の計画であったが、12cm連装高角砲2基4門となった。 機銃は25mm連装機銃が艦橋両舷に1基ずつ装備され、あ号作戦後の1944年6月以降に3連装機銃3基が増備された。
1944年9月24日、コロン湾で水上機母艦秋津洲と共にアメリカ機動部隊艦上機の攻撃を受け、大破着底し放棄された。
現在はダイビングスポットになっている。

Wikiより GFDL上の著作権表示
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性能諸元:
分類:特務艦
クラス:給糧艦
艦番:-
起工:1940年起工 竣工:1941年竣工
型式:単独型 艦番:単独艦
艦名:伊良湖 初代伊良湖
由来:地名 愛知県渥美郡渥美町伊良湖にある渥美半島西端の伊良湖岬と三重県鳥羽市神島間の伊勢湾口にある海峡
諸元:基準排水量:9,750トン 満載排水量:12,001トン 公試排水量:11,100トン
全長:152m 全幅:19m
兵装:

竣工時 最終時
45口径12cm連装高角砲×2 45口径12cm連装高角砲×2
25mm連装機銃x1 25mm連装機銃x1
25mm三連装機銃x2

搭載機:なし
信号符字 Juliet – George – Oboe – Queen
J G O Q

補足情報:
海軍最後の給糧艦

同型艦:
伊良湖 (いらこ) 1941年竣工 (川崎神戸) 1944年コロン湾にて空襲により戦没。

考証:

別仕様:

使用部品:
ピットロード製 伊良湖
各社エッチング、金属素材、プラスチックインジェクションパーツ等使用

製品所在:
2016年5月16日 軍艦堂にて起工
2016年5月23日 軍艦堂にて竣工
2016年5月25日 青森県在住のコレクター様所蔵

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あとがき:
間宮に伊良湖と大好きな地味艦を楽しめるいい時代になりました。
編集 鴣囃子裕二@軍艦堂 トップへ

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