甲標的(こうひょうてき)は大日本帝国海軍(日本海軍)において最初に開発された特殊潜航艇である。
兵装として魚雷2本を艦首に装備し、鉛蓄電池によって行動する小型の潜航艇であったが、後に発電用のディーゼルエンジンを装備し、ディーゼル・エレクトリック方式となった。
開発当初は洋上襲撃を企図して設計されたが、後に潜水艦の甲板に搭載し、水中から発進して港湾・泊地内部に侵入し、敵艦船を攻撃するよう戦術が転換された。
1941年12月の真珠湾攻撃が甲標的の初陣となった。その後、1942年4月、オーストラリアのシドニー港攻撃では「第一特別攻撃隊」、マダガスカル島のディエゴ・スアレス港の攻撃では「第二特別攻撃隊」、ガダルカナルでは「第三特別攻撃隊」が実施されたが、全て帰還者はいなかった。甲標的の部隊は、その後も数が増えていったため、「特別攻撃隊」の名前は使われなくなったが、後の必死の「特別攻撃隊」に名前は受け継がれた。
シドニー港攻撃を行った甲標的は大胆不敵な作戦行動による勇敢さが相手に讃えられた。甲標的の欠陥とそれにともなう作戦遂行の難しさは現場の搭乗員たちも理解しており、その不満が人間魚雷「回天」の開発につながることとなる。
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性能諸元:
分類:特殊潜航艇
クラス:甲標的
艦番:-
起工:—年起工 竣工:—年竣工
型式:甲型 艦番:*番艦
艦名:** ****
由来:***
諸元:基準排水量:47トン 満載排水量:トン 公試排水量:トン
全長:23.9m 全幅:1.85m
兵装:
試作初号時 | 甲標的時 |
533mm八九式魚雷×2 | 450mm旧七式魚雷×2 後に二式魚雷へ変更 |
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搭載機:なし
信号符字 なし
補足情報:
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同型艦:
試作初号機 (しょごうき) —-年竣工 (呉海軍工廠) —
試作二号機 (にごうき) —年竣工(呉海軍工廠)No.1~No.2
甲型 (こうがた) —年竣工(呉海軍工廠)51隻うち、5隻が乙型へ
乙型 (おつがた) —年竣工(大浦崎海軍工廠)5隻
丙型 (へいがた) —年竣工(大浦崎海軍工廠)量産型37隻 訓練機10隻
考証:
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別仕様:
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使用部品:
ファインモールド製 甲標的 甲型 シドニー
ニッケルチタン製テグス 0.1mm
製作記: 最新更新へ
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製品所在:
2015年11月2日 起工
2013年11月6日 竣工
あとがき:
真珠湾型に続いてのシドニー型、ギミックな感があり個人的には郷愁を感じます。
編集 鴣囃子裕二@軍艦堂 トップへ
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