対空戦車

1/72 クーゲルブリッツ 30mm対空戦車

クーゲルブリッツ (Kugelblitz) は、第二次世界大戦中のドイツ国防軍の対空戦車。Gerät556(556器材)またはFlakpanzerwagen604/4(対空戦車604/4)とも呼ばれた。ドイツ語でクーゲルは「球」、ブリッツは「電光」の意味である(実際に球電光という自然現象がある)。
メーベルワーゲン等の戦車の車体に対空機関砲をそのまま載せただけの対空戦車と異なり、UボートXXI型への搭載を予定(実際に間に合っていない)していた密閉式の303号3cm連装高射機関砲塔を転用することを計画した。
これに使われるラインメタル社の3cm MK103機関砲は航空機用で、ベルト給弾式で連装化により650発/分の発射速度を発揮した。
砲塔は揺動式で、横旋回を行う外郭と、俯仰を行う機関砲と乗員を収めた部分が分離している(つまり仰角90度での対空射撃時には、射手は真上を向いている)。
ターレットリングはより直径の大きいティーガー I のものに変更されており、これにより操縦手・無線手ハッチが前面装甲に対し平行だったものが斜めに変更され干渉を避けていた。
本車は暫定的に製作された各種対空戦車の後継として、1944年4月から開発開始、同年9月に量産が始まる予定であった。しかし開発作業は遅れ、試作車2輌の完成は1945年2月にズレこんだ。
3月から月間30輌の量産が計画されたが、当初車台として用いるはずだったIV号戦車またはIII/IV号自走砲車台の生産中止が決まり、これを38(t)車台の発展型である38(d)車台に変更する等再び遅延、結局量産化は計画倒れに終わった。これにより余った車体の完成分7輌は、オストヴィントに転用された。なお1944年10月に展示用が1台、ドイチェ・アイゼンヴェルケにて1945年3月に2輌が完成、西部戦線またはベルリンの防空戦に投入されたとされるが、具体的な戦歴は残っていない。

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性能諸元:
分類:戦闘車両
クラス:自走対空砲 (対空戦車)
型番:-
運用開始:1945
型式:Flakpanzerwagen604/4
名称:クーゲルブリッツ (Kugelblitz)
由来:-
全長:5.92m 全幅:2.95m 全高:2.40m 重量:23t
兵装:

主砲 30 mm Zwillingsflak 103/38×2
前面機銃 7.92 mm MG34×1
側面機銃
旋回砲塔部副兵装
補助武装1
補助武装2

乗員:5人 (指揮者, 運転手, 射手2, 無線士)
エンジン:マイバッハ HL 120 TRM 12 cylinder water cooled 11.9 l. gasoline
最高速度:38km
航続距離:200km 470ℓ
旋回角:-
通称:クーゲルブリッツ (Kugelblitz)

補足情報:

派生型:

考証:

別仕様:

使用部品:
ドイツMACO製 1/72 クーゲルブリッツIV号30ミリ連装対空戦車

製作記: 最新更新へ

製品所在:
2013年8月6日 完成

あとがき:

編集 鴣囃子裕二@軍艦堂 トップへ

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