
概観諸元
分類:戦艦 クラス:戦艦
艦番:29
起工:1922年起工 竣工:1927年竣工
型式:ネルソン級 艦番:2番艦
艦名:ロドニー 初代ロドニー
由来:人名 ジョージ・ブリッジス・ロドニー提督に因む。
諸元:基準排水量:33,950トン 満載排水量:38,000トン
全長:216.5m 全幅:32.3m
兵装:
竣工時 |
最終時 |
Mark I 45口径 40.6cm 3連装砲×3 | Mark I 45口径 40.6cm3連装砲×3 |
Mark XXII 50口径 15.2cm 連装砲×6 | Mark XXII 50口径 15.2cm 連装砲×6 |
Mark VIII 53口径 12cm 単装高角砲×6 | Mark VIII 53口径 12cm 単装高角砲×6 |
- | 2ポンド 8連装砲 ポンポン砲×8 |
62.2cm水中魚雷発射管×2 | 62.2cm水中魚雷発射管×2 |
搭載機:なし
信号符字:なし
概要
ロドニー (HMS rodney1941, 29) は、イギリス海軍の戦艦。
ネルソン級戦艦の2番艦。艦名はジョージ・ブリッジス・ロドニー提督に因む。
1922年のワシントン海軍軍縮条約下で建造されたため、排水量は35,000トンまで制限されていた。
3基の3連装16インチ砲塔は全て艦前方に配置され、ヴァイタル・パートは集中化したもののその代償に低速力に悩まされることとなる。
1936年以降に新世代の戦艦が就役するまで、2隻のネルソン級戦艦は最も強力な戦艦と見なされていた。
ロドニーは1922年12月28日、姉妹艦のネルソンと同日に起工した。
キャメル・レアード社バーケンヘッド造船所で建造されたロドニーは1925年12月17日に進水し、1927年11月10日に就役した。
就役後は第二次世界大戦が勃発する1939年9月まで本国艦隊及び大西洋艦隊で活動する。
1940年4月9日、ノルウェーのカーモイにおいてドイツ軍機による攻撃を受け、500kg爆弾が直撃、装甲甲板を貫通したものの爆弾は不発であった。
1941年5月、ロドニーはドイツ戦艦ビスマルクの追撃戦への参加を命じられる。ビスマルクは前日受けた魚雷により方向舵を損傷していた。ビスマルクの主砲が沈黙した後、ロドニーはビスマルクに接近しほとんど水平射撃による砲戦を行った。ロドニーの16インチ砲弾はビスマルクの2番砲塔(ブルーノ)に命中し、砲塔後部を吹き飛ばした。その後ロドニーは燃料切れにより戦場を離脱した。
1943年10月からは本国艦隊に所属し、1944年6月にはノルマンディ上陸作戦に参加、カーンとオルダニー島への攻撃を行った。
ロドニーは、1942年以降オーバーホールなしで156,000海里以上の距離を航海した。頻繁な機械故障および姉妹艦のネルソンとは異なり近代化が行われなかったこともあり、ロドニーはスカパ・フローで予備役となり、乗組員は新型艦に配属された。
ロドニーは1948年2月にスクラップとして売却されるまで同所で保管された。その後3月26日にインバーキーシングで解体が開始された。
Wikiより GFDL上の著作権表示
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補足情報:
補足情報はありません。
同型艦:
- ネルソン(HMS Nelson, 28)1927年竣工(ニューカッスル造船所)残存 1949年スクラップとして解体
考証
内容はまだ掲載されておりません。
バリエーション
使用部品
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製品所在
2012年6月21日ジェファソニアンアーセナルにて起工
同年年10月4日竣工
ジェファソニアンアーセナルにて保管陳列中
あとがき