概観諸元
分類:航空母艦 クラス:商船改造型空母 軽空母
艦番:-
起工:1938年起工 竣工:1939年竣工 (あるぜんちな丸) 1942年 (海鷹)
型式:単艦 艦番:1番艦
艦名:海鷹 初代海鷹
由来:生物 海(近辺)に生息する鷹
諸元:基準排水量:13,600トン 満載排水量:トン 公試排水量:16,700トン
全長:166.55m 全幅:23m
兵装:
竣工時 |
最終時 |
12.7cm連装高角砲×4 | 12.7cm連装高角砲×4 |
25mm三連装機銃×8 | 25mm三連装機銃×8 |
搭載機:艦上戦闘機 18機, 艦上攻撃機 6機, 補機なし
信号符字:Aipha - Alpha - Alpha - Alpha なし、または調査中 ご存じの方はこちらから情報をお寄せ下さい。
概要
海鷹(かいよう)は、かつて日本海軍に所属した航空母艦(空母)である。
元は大阪商船所属の客船「あるぜんちな丸」で、太平洋戦争勃発により日本海軍に売却され、空母に改装された。
日本海軍は航空母艦の不足を補うために高速貨客船建造に助成金を与え、その代償として有事には空母に改装する計画であった。
1939年(昭和14年)に竣工した大阪商船所属の「あるぜんちな丸」もそのなかの1隻であり、同型船の「ぶらじる丸」と共に優秀船舶建造助成施設に基づく政府の補助を受けて南アメリカ航路の豪華客船として建造された。
イギリスやアメリカ合衆国などの連合国との開戦後の1942年(昭和17年)5月1日、特設輸送艦として徴用されたが、直後にミッドウェー海戦で正規空母4隻が沈没、急遽空母へ改造が6月30日に決定した。
この年の12月9日に買収され、同月より三菱重工業長崎造船所において改装工事が始まり、翌1943年(昭和18年)11月23日に完成、船籍も日本海軍に移り航空母艦海鷹になった。
客船時代の主機はディーゼルエンジンであったが、陽炎型駆逐艦用のボイラーとタービンに換装され、速力23ノットに増速した。ちなみに姉妹艦の「ぶらじる丸」は改装のためトラック島から本土に出港した直後の1942年8月4日、アメリカ海軍の潜水艦「グリーンリング」によって撃沈されている。
任務は、主に後方での航空機輸送や船団護衛任務であった。しかし1945年(昭和20年)の中盤に入ると、艦載機や燃料が枯渇してきた上に制海権が連合国軍に握られたこともあり、瀬戸内海において特攻兵器の訓練標的艦として行動した。
同年7月24日、四国佐田岬沖で触雷、やむなく大分県別府湾(日出町城下海岸)に擱座。
4日後の空襲により発電機が損傷し排水ポンプが作動せず浸水が増大、船体放棄され、そのまま終戦を迎えた。
戦後日鮮サルベージの手によって浮揚解体された。
Wikiより GFDL上の著作権表示
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
補足情報:
補足情報はありません。
同型艦:
- この艦に同型艦はありません。(同型艦予定のぶらじる丸は空母改装前に戦没)
考証
内容はまだ掲載されておりません。
バリエーション
使用部品
- フジミ製キット 海鷹 特-18
- フライホーク製 ボートアクセサリセット
- アドラーズネスト製 製軽巡洋艦用ボラード
- 菊と刀製 甲板装備品セット
- 各種余剰エッチングパーツ類(手摺、ラッタル、水密ドア)
- 12.7cm 金属砲身
- 三連装機銃
- 三連装機銃 シールド付
- 各種金属部品 0.2mm 0.3mm 真鍮線
- 日本海軍用2段手摺
- 空母用アンテナ支柱セット
- 空母用制止索セット
- 空母用探照燈蓋、防風柵セット
- エッチング製ラッタル
- エッチング製水密ドア
- エッチング製弾薬箱
- フジミ製他艦付属短艇類
- 艦載機エッチングセット
- フライホーク製電探セット
- 海魂製火器管制装置
- 他多数
製品所在
皇紀弐六七弐年(2012年)八月八日軍艦堂第壱渠ニテ起工
同年同月壱拾六日竣工
あとがき
小型の船団護衛空母です。
九七艦攻2機が交替で対潜哨戒任務に当たっていました。