概観諸元

分類:潜水艦 クラス:一等潜水艦
艦番:戦時建造追加(○追)計画乙型一等潜水艦631号艦
起工:1942年起工 竣工:1944年竣工
型式:伊五四型(乙型改2) 艦番:3番艦
艦名:伊58 2代目 初代 伊58は 伊一五三型(海大3型A)の伊58(後に伊158に改名)
由来:文字 いろはのいの漢字表記
諸元:基準排水量:2,140トン 水中排水量:3,688トン
全長:108.7m 全幅:9.3m
兵装:

竣工時
最終時
25mm連装機銃×1 25mm連装機銃×1
53cm魚雷発射管×6 53cm魚雷発射管×6
- 回天×6


搭載機:改装前水上偵察機1機 改装後なし
信号符字:調査中または無し
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概要

伊号第五八潜水艦(いごうだいごじゅうはちせんすいかん)は、大日本帝国海軍の潜水艦で、巡潜乙型潜水艦である伊五四型潜水艦の一隻。この名を持つ日本海軍の潜水艦としては2隻目。
横須賀海軍工廠で建造され、1944年9月7日竣工。同年12月4日第十五潜水隊に編入、先遣部隊に配備された。
これより先の11月、日本海軍は人間魚雷回天を戦線に初めて投入し、第一陣である菊水隊の回天がウルシー環礁で給油艦ミシシネワ (USS Mississinewa, AO-59) を撃沈する戦果を挙げていた。
1945年7月30日、伊58 はテニアン島に原子爆弾を搬送し帰路に着いていた重巡洋艦インディアナポリス (USS Indianapolis, CA-35) を発見し、魚雷による通常攻撃で撃沈した。
インディアナポリス撃沈は、日本海軍の潜水艦としては最後となる大型戦闘艦の撃沈であり、第二次世界大戦で敵の攻撃により沈没した最後のアメリカ海軍水上艦艇である。
8月7日ごろには、新聞電報によって広島市への原子爆弾投下を知ることとなった。
終末 伊58 は11月に入って佐世保に回航され、1946年4月1日にアメリカ軍の手によって五島列島沖に沈められた。

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補足情報:

当艦が撃沈したインディアナポリスは、日本軍が撃沈した最後のアメリカ軍艦船ではありません。

同型艦:

考証

バリエーション

使用部品

1945年

回天搭載状態


完成写真

HULL SCAPE

ZOOM UP

WATERLINE VIEW

 



撮影環境
ミニクリプトン球(電球色)4燈直射による自作撮影ブース
撮影に使用したカメラなどの機材
Nikon D90, Nikon AF-S NIKKOR 24-85mm, Nikon AF-S NIKKOR 18-55mm, Kenko CLOSE-UP Lens f330 52mm, SLIK三脚
撮影時のカメラの設定値
F-18, NOFLASH, ISO100-1400, 露出補正+1.7

製品所在


皇紀弐六七壱年(2011年)拾二月軍艦堂工廠第弐渠にて起工。
同年同月竣工。
軍艦堂工廠にて保管陳列を経て、翌年6月西日本在住のコレクター様へ売却。

あとがき


大戦最後の武勲艦で有名ですが、子供の頃、本や、話しに読んだことで印象に残ってるのは、インディアナポリス側の乗組員の漂流記でした。数日漂流している間に、となりの兵士の下半身がなくなっていたことなど、(戦闘で命をなくしたのでは無く、サメに襲われた)内容は過酷なものでした。
インディアナポリスは原爆のコアパーツを運搬してきた艦です。撃沈された段階では、運搬任務はご存じの通り完了後でした。この艦は完成した原爆を運んだわけではありません。

編集 岵囃子裕二(タヌポンの工廠長)@軍艦堂 トップへ