概観諸元
分類:砲艦 クラス:河川砲艦
艦番:-
起工:1921年起工 竣工:1923年竣工
型式:勢多型 艦番:2番艦
艦名:比良 初代比良
由来:地名 滋賀県の比良山地に因む
諸元:基準排水量:330トン 常備排水量:338トン 公試排水量:383トン
全長:56.08m 全幅:8.23m
兵装:
竣工時 |
最終時 |
40口径8cm単装高角砲×2 | 40口径8cm単装高角砲×2 |
留式7.7mm機銃×6 | 撤去 |
- | 13mm連装機銃×2 |
搭載機:なし
信号符字:なし
概要
比良(ひら)は、日本海軍の砲艦。
勢多型砲艦の2番艦である。
艦名は「近江八景」の一つ「比良の暮雪」で知られる景勝地「比良山地」にちなんで名づけられた。
三菱神戸造船所において完成、それを解体し漢口に輸送、揚子江機器有限公司で組立てを行い、1923年8月24日に竣工、二等砲艦に類別された。
1931年6月1日、砲艦に類別変更。翌年の上海事変において、上海や長江方面の警備に従事した。日中戦争において、上海陸上作戦の支援、長江遡行作戦に加わった。
太平洋戦争においては、長江流域の警備に従事した。1944年10月1日に軍艦から除かれ艦艇の砲艦に類別が変更された。
1944年11月26日、安慶で中国軍機の爆撃を受け大破し、そのまま終戦を迎えた。1945年9月30日に除籍された。
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補足情報:
補足情報はありません。
同型艦:
- 勢多(せた)1923年竣工(石川島播磨造船所)残存 中華民国~中華人民共和国にて1960年代まで在籍
- 比良(ひら)1923年竣工(三菱神戸造船所)1944年安慶で空爆により大破
- 保津(ほづ)1923年竣工(三菱神戸造船所)1944年安慶で座礁、空爆により大破
- 堅田(かただ)1923年竣工(石川島播磨造船所)1945年九江で空爆により大破着床
考証
内容はまだ掲載されておりません。
バリエーション
- アオシマ製キット
使用部品
- アオシマ製キット WL546
製品所在
皇紀弐六七弐年(2012年)七月壱拾六日起工
同年同月壱拾九日竣工
あとがき
勢多、堅田、保津もいつか製作して、違いを説明したいのですが、取りあえず、勢多との違いは、左舷側の2Fキャビン側面壁面が異なります。