概観諸元

分類:戦艦 クラス:巡洋戦艦
起工:1934年起工 竣工:1938年竣工
型式:シャルンホルスト型 艦番:2番艦
艦名:グナイゼナウ 2代目 初代グナイゼナウ:装甲巡洋艦グナイゼナウ こちらもシャルンホルスト型2番艦 1914年フォークランド諸島で戦没
諸元:基準排水量:31,850トン 常備排水量:35,928トン 満載排水量:38,900トン
全長:234.9m 全幅:30m

概要

グナイゼナウ (Gneisenau, DKM Gneisenau) は第一次世界大戦後にドイツ海軍が建造した巡洋戦艦。
シャルンホルスト級巡洋戦艦の2番艦。艦名はアウグスト・フォン・グナイゼナウに由来する。彼はナポレオンの占領支配から独立するため、プロイセンの軍制改革に力を注いだシャルンホルストに協力した陸軍元帥である。本級はドイツ海軍では戦艦に分類され、イギリス海軍ではグナイゼナウをネームシップとする巡洋戦艦に分類した。
1934年12月8日にドイッチェ・ヴェルケ社にて起工後、一時建造中止。1935年5月6日に建造再開、1936年12月8日に進水、1938年5月21日に竣工した。
1939年11月23日にフェロー諸島沖海戦に参加。英武装商船ラワルピンディを「シャルンホルスト」と協力して撃沈。
1940年4月9日に「シャルンホルスト」と共にナルヴィク沖海戦に参加、6月8日にはノルウェー沖海戦にも参加し、英国航空母艦「グローリアス」を「シャルンホルスト」と協同して撃沈。6月20日、イギリスの潜水艦クライドにトロンハイム沖で雷撃され損傷した。修理完了後、12月28日にシャルンホルストとグナイゼナウは通商破壊作戦に出撃したが、悪天候のため引き返さざるを得なくなった。
1941年1月から3月まで、グナイゼナウと共に2隻で通商破壊作戦(ベルリン作戦)に従事。 4月6日、ブレストでイギリス軍機の攻撃を受け魚雷1本が右舷後部に命中し、大きな損害を受けた。4月10日、爆撃を受けて複数の爆弾が命中し、約50名の死者を出した。 1942年2月11日にツェルベルス作戦に「シャルンホルスト」、「プリンツ・オイゲン」と共に参加し、小破したのでキール軍港で修理に入る。同年2月26日に連合軍機の爆撃を受け軍港内で被爆、火災が艦首の弾火薬庫を爆発させたため大破・着底。浮揚後、主砲塔を連装38cm砲に換装するためゴーテンハーフェンへ回航されるが、1943年にバレンツ海海戦の敗報を受けたヒトラーの大型艦廃棄命令によって工事は中止、廃艦が決定する。搭載砲は撤去されて陸上に転用された。
1945年3月23日ゴーテンハーフェンの閉塞船として曳航され、自沈。
1947年に浮揚後、解体され、スクラップとして処分される。

Wikiより抜粋

同型艦:

使用部品

1942 FEB.

1942 Feb.

完成写真

gneisenau SCAPE

gneisenau UP

WATERLINE VIEW

製品所在

2011年11月軍艦堂工廠第弐渠にて起工、同年同月竣工後、一定期間軍艦堂にて保管。
2011年12月関東地方在住のコレクター様所有。

あとがき

起工前はこの製作、実はプリンツオイゲンの予定だったのですが、急遽起工前にシャルンホルスト2番艦に決定、実はその2、巨大なビスマルクを製作中のため、至るとこの詳細が、手に取るようにわかり、非常に楽しい製作でした。中学の頃から大好きだった艦尾艦首のハーケンクロイツも再現が実現して、嬉しい限りです。

編集 岵囃子裕二@軍艦堂 トップへ